持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

福島学会 7/25-26

 もうだいぶ前の話と思いきや、まだ一週間くらいしか経っていないのですね。

25日

 もうだいぶ青春はすぎてしまったかもしれない(いや、まっさかりな人も何人か)6人で青春18切符を用いてがたんごとんと鈍行で福島まで。5時間弱。
 遠いように思えたけれど、二人スーツ・二人私服のいい年した大人がボックス席だけならまだしも、横並びの席でさえ大貧民を行っていたあの光景は滑稽に見えたにちがいない。もし、そのような人たちを見かけたら、学会に向かっているか学会から帰っているかどちらかの人たちだと思っていいでしょう。乗り換えの際もそのラウンドをきらず、カードを財布に入れて移動する愛すべき人たちです、少々のうるささは我慢してあげてください。
 天下の東横インで着替えをすまし、まさしく目と鼻の先のコラッセ福島で行われている学会に殴り込みよお。
 殴り込んだはいいが、あまりにも眠い。大貧民の打撃がここで!革命を起こしすぎたか。


 そして夜は宴会。
 研究室の現在の教授の前の大教授一派が集う宴会に。
 場所は、七ツ森。オススメ。料理ウマい。日本酒飲み放題。すばらしい。相変わらず、自分とKすけとMかみさんとで楽しくなってしまう。何話したかあまり覚えていない。まあそんなものです。
 我らが研究室の飲み会で二次会がないわけはなく、ここ絶対もうかってないと断言できる笑笑へ。あまりにも広くあまりにもすきすぎている。そして安すぎる2次会コース。福島万歳。

26日前半戦

 と、言っていられたのも日付が変わるまででした。
 まったくペースが落ちない先生方。学生6人が時計を気にしだす。みんな思っていたことは一つ。


「いつこの宴会は終わるんだ」


 その兆しすら見えない。会計・旧会計のお二人が意を決して
「あのう、明日の学会に備えましてそろそろお開きにする時間かと…」
 するとどうだろう、


「え!?もう2時!?」


 え!?時計見たことなかったんすか?この人たち底が見えん。
 会計は済まし、さあ帰ろう。ということにはやっぱならないのね。M2の人たちは先生二人とお帰りでしたが、我々M1は戦場に残りました。そして話題はカスティリアーノの第1/第2定理と変分原理と有限要素法。
 ちょっと待ってくださいいま朝の3時ですよ。昼の3時でも理解できない内容が笑笑の席で繰り広げられました。学問の歴史はこういう場で作られているのかもしれない。夜更かしに弱いおれはむりでごわす。


 なんとか3時半くらいにはホテルに帰れたものの、翌朝は当然のごとく遅刻。もう朝起きる意思すらありませんでした。何よりも睡眠を愛するわたしには無理でしたわ。


(26日後半戦に続く。ただし、明日から関西にいるので次回更新は8日です)