持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

コーヒーやお茶を淹れる際にお湯を80度にする自分なりの手順を確立する

コーヒーと煎茶はともにお湯を80度にして淹れることが基本です。毎度まいど温度を計るのは手間でやってられませんが、高すぎる・低すぎる温度のお湯で淹れ続けて本来の味を楽しめないのはもったいない。

そこでおすすめするのは、80度のお湯を手に入れる、自分なりの手順を確立することです。私の経験では、沸騰直後のお湯を2つの器を経由させると80度になります。

  • コーヒーの場合:その1
    • コーヒーポットでお湯を沸かす(100度)
    • コーヒーサーバーにお湯を移して器を温める(お湯を冷ます)
    • そのお湯をさらにコーヒーカップに移して器を温める(お湯を冷ます)
    • コーヒーポットに戻す
    • ここからコーヒー抽出開始
  • コーヒーの場合:その2
    • コーヒーポットでお湯を沸かす(100度)
    • コーヒーカップにお湯を移して器を温める(お湯を冷ます):コーヒーサーバーを使わない場合*1
    • お湯をコーヒーポットに戻して、蓋を開けたまま20回ぐるぐるとお湯を回す(冷ます)
    • ここからコーヒー抽出開始
  • お茶の場合
    • 電気ケトルでお湯を沸かす
    • 湯呑にお湯を移して器を温める(お湯を冷ます)
    • そのお湯をさらに湯さましに移す(その名のとおり、お湯を冷ます)
    • 湯さましからゆっくりと急須にお湯を注ぐ

手順は何でもよいですが、私自身の経験から、以下に留意すると良いです。

  • 一度はまじめに温度計で温度を計っておく
  • 「10秒待つ」のように、時間に頼る手順にしない
    • 人間は、ただ待つという行為がとても苦手で、この手順はそのうちスキップするようになります
  • コーヒー、お茶の味がイマイチだなと思ったら、再び温度計を持ち出す

温度計を取り出してまでやるものなのかと呆れ返られることもありますが、このちょっとした手間で美味しいものが飲めるなら私は喜んでやります。

*1:私の場合、コーヒーサーバーを割ってしまったためこの手順を考え出しました