持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

Mac OS Mojave Dark ModeでMicrosoft Officeのウィンドウ配色を通常モード (Light Mode) に設定する方法

Mac OS Mojave Dark Mode 上で Office 365 (Excel, Powerpoint, Word) で作業を行うとき

  • 内部は白背景なのでウィンドウだけダークモードになっても恩恵はない
  • リボン内のボタンの視認性が悪い(特に色分け)
  • ウィンドウの緑・赤・青で Excel / Powerpoint / Word を識別していたので、全てグレーになると識別しにくい

ということで、Officeに限ってLight mode(通常モード)の配色に戻したいと考えました。

Office 内のオプションでは実装されていないようなので、ターミナルでコマンドを打ち込みます。
下記内容によりました。
How to turn dark mode OFF for Microsoft Office : mac

Microsoftが推奨する方法ではないはずですので、実施の際はご注意ください。

Mojave Dark Mode 上でOfficeウィンドウを Light mode相当に設定

defaults write com.microsoft.Excel NSRequiresAquaSystemAppearance -bool yes
defaults write com.microsoft.Powerpoint NSRequiresAquaSystemAppearance -bool yes
defaults write com.microsoft.Word NSRequiresAquaSystemAppearance -bool yes

上記のあと、Officeウィンドウを Dark modeに戻す

defaults write com.microsoft.Excel NSRequiresAquaSystemAppearance -bool no
defaults write com.microsoft.Powerpoint NSRequiresAquaSystemAppearance -bool no
defaults write com.microsoft.Word NSRequiresAquaSystemAppearance -bool no

2018-2019年末年始の生活改善(簡素化とメンテナンス)実践結果

2018-2019の年末年始は、ひたすら生活の改善(簡素化とメンテナンス)に努めた時間になりました。
得られた知見を将来の自分と世に少しばかり役立てたいと思い、ここに記録します。

キッチン・台所

  • 鉄のフライパンの焦げ付きをステンレスたわしで研磨剤でひたすら磨き落とした。
    • いままで「育てていた」つもりだったのが「焦げの地層を重ねていた」に過ぎないことに気づき(鉄鍋メーカのリバーライトのホームページを見て)、実践を思い立つ
    • 料理する側だけで30分以上かかったが、完璧につるつるの面が現れた際は家族と感動を分かち合えるほどの輝きだった
    • 火があたる面は地層の重なりがひどく、今回の取り除きは途中断念。毎月一度、剥離を試みることにした
  • 金属製コの字ラックを導入し、電子レンジのうえにトースター(バルミューダ)を配置
    • フライなど、レンジで温めてからトーストでカリッと仕上げる動線が圧倒的に短くなった
  • トースターに収まるトレイを購入
    • なぜ今まで導入しなかったか、非常に悔やまれる
    • お餅、フライ、その他トーストで温めた際の後処理が圧倒的に楽
      • 今までは金網に残ったり、カスが下に落ちたりとメンテナンスに悩まされていたのが、ほぼすべて解消した
  • 包丁などを格納する引き出し部分を食器洗い機で丸洗い
    • 食器洗い機のサイズギリギリのものが多かったが、無理にでも実践してよかった。ピカピカになった
  • 食器置き場の配置を変更
    • ゴールデンエリアにはよく使うものを配置
    • 使わない食器は捨てるか奥の方へ

クローゼット、衣装ケース

  • 哲学
    • 下着にせよ上着にせよ、3着だけあれば良いのである
      • 「昼間に着ているもの」「昼間に洗濯しているもの」「乾かなかったり洗えなかったりしたときのもう一着」
    • 問題は、「下着にせよ上着にせよ」の衣服の分類を、自分はどれだけ必要としているのかを明らかにすること
    • 服を選ぶ思考をしないというのは、ストレスフリー
    • とはいえ、本当にたまに楽しむ「おしゃれ」は残しておきたい
  • 具体的に実践したのは
    • サイズが合わない着ないスーツは捨てる、売る
    • 合宿じゃないんだからこんなに必要ないことは明らかなスポーツウェアを捨てる、売る
    • どんだけあるんだという量のユニクロエアリズム、ヒートテックを徹底的に削減
      • 一方でより暖かいモンベルのジオラインを導入

コーヒーやお茶を淹れる際にお湯を80度にする自分なりの手順を確立する

コーヒーと煎茶はともにお湯を80度にして淹れることが基本です。毎度まいど温度を計るのは手間でやってられませんが、高すぎる・低すぎる温度のお湯で淹れ続けて本来の味を楽しめないのはもったいない。

そこでおすすめするのは、80度のお湯を手に入れる、自分なりの手順を確立することです。私の経験では、沸騰直後のお湯を2つの器を経由させると80度になります。

  • コーヒーの場合:その1
    • コーヒーポットでお湯を沸かす(100度)
    • コーヒーサーバーにお湯を移して器を温める(お湯を冷ます)
    • そのお湯をさらにコーヒーカップに移して器を温める(お湯を冷ます)
    • コーヒーポットに戻す
    • ここからコーヒー抽出開始
  • コーヒーの場合:その2
    • コーヒーポットでお湯を沸かす(100度)
    • コーヒーカップにお湯を移して器を温める(お湯を冷ます):コーヒーサーバーを使わない場合*1
    • お湯をコーヒーポットに戻して、蓋を開けたまま20回ぐるぐるとお湯を回す(冷ます)
    • ここからコーヒー抽出開始
  • お茶の場合
    • 電気ケトルでお湯を沸かす
    • 湯呑にお湯を移して器を温める(お湯を冷ます)
    • そのお湯をさらに湯さましに移す(その名のとおり、お湯を冷ます)
    • 湯さましからゆっくりと急須にお湯を注ぐ

手順は何でもよいですが、私自身の経験から、以下に留意すると良いです。

  • 一度はまじめに温度計で温度を計っておく
  • 「10秒待つ」のように、時間に頼る手順にしない
    • 人間は、ただ待つという行為がとても苦手で、この手順はそのうちスキップするようになります
  • コーヒー、お茶の味がイマイチだなと思ったら、再び温度計を持ち出す

温度計を取り出してまでやるものなのかと呆れ返られることもありますが、このちょっとした手間で美味しいものが飲めるなら私は喜んでやります。

*1:私の場合、コーヒーサーバーを割ってしまったためこの手順を考え出しました

家でお酒を飲まない(完全に断つ)ことによる効能を振り返る

ご飯時に帰宅し子供と食べ遊びお風呂に入り寝かせ、そのあと仕事に復帰するというスタイルになりました。夜に仕事をすることがデフォルトとなるぬように徹底的に効率化することは継続するのですが、ともあれこのことがきっかけで家でお酒を全く飲まなくなりました。このことによる効能を振り返って整理してみます。

  • 半ば自明な効果
    • 寝る直前まで頭がすっきりした状態で活動できる
    • アルコールに使うお金が、家ではゼロになる
  • 予期していなかった効果
    • 飲みきれなかったワイン、日本酒の味が劣化して捨てる際の罪悪感を感じなくて済む
    • 缶ゴミ、瓶ゴミがものすごく減る
    • 冷蔵庫が広くなる
    • 外でお酒を飲む際に「買って家で飲んだら安いのに」などというケチな考えをもたなくなる

何かをするために、何かを断つというのは、うまくいくと清々しいものです。

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外でも乾杯だけに留めることのススメも、以前書きました。
covacova.hatenablog.com

Mac Finder をすべての仮想デスクトップで表示する方法

Mac OSの仮想デスクトップは、その操作性がWindows10などと比べて非常にスムーズで優秀で重宝しています。
ただ、Finderのアイコンにクリックするたびに、Finderを開いたデスクトップに移動してしまい、
「そうじゃない、今の画面にFinderを新たに出したいんだ!」
と、設定方法を調べたところ、非常に簡単でした。

DockにあるFinderを右クリックし「オプション」「すべてのデスクトップ」を選択

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言語を英語設定しているのでこのスクリーンショットだが、日本語表記だと「オプション」「割り当て先:すべてのデスクトップ」という選択肢が出る

DockにあるFinderを右クリックし「オプション」「すべてのデスクトップ」を選択すると、すべてのデスクトップに同じFinder画面が表示されます。もともと期待していた、「Finderアイコンをクリックするたびに新しいFinderウィンドウをそのデスクトップに表示」よりもスマートな解決策が簡単に得られました。

知ってしまえば簡単ですが、知らないと設定までたどり着かないオプションの一つだと思います。