読書記録
『お金の不安という幻想』(著:田内学、朝日新聞出版) を読んだ。 本書を手に取ったきっかけは、愛聴しているPodcast『News Connect』の土曜版だった。著者である田内氏の「お金の本を書いてほしいと言われたが、お金のことを書かないお金の本を書きます」と…
『もっと学びたい!と大人になって思ったら』(著:伊藤賀一、ちくまプリマー新書) を読んだ。 もっと学びたい!と大人になって思ったら (ちくまプリマー新書)作者:伊藤賀一筑摩書房Amazon ちくまプリマー新書は、難しすぎず、それでいて骨のある知的好奇心を…
『鏡の中の物理学』 著:朝永振一郎、講談社学術文庫 を読んだ。 鏡の中の物理学 (講談社学術文庫 31)作者:朝永 振一郎講談社Amazon 縁あって身近になった東京大学の生協書籍部 (本屋さん) で学生向けに推薦されていた「読書マラソン100冊」だったかの中に入…
『図解 つくる電子回路』 (著:加藤ただし、ブルーバックス刊) を読んだ。「電子工作を自分の手でどうやるとうまくいくか」を、題名のとおり豊富で大きな図を利用してとても分かり易く解説した本だ。 図解 つくる電子回路 : 正しい工具の使い方、うまく作る…
『時間のデザイン』(著者:井上新八) を読んだ。 久しぶりに開いたFeedlyで朝日新聞の書評記事「好書好日」のRSSを眺めていたら、この『時間のデザイン』というタイトルが目に飛び込んできた。記事は読まずとも直感で「これは読むべきだ」と感じ、即購入。 …
「将来宇宙人とコミュニケーションが取れるようになったとき、宇宙で共通の考え方・知識は何になるか?」というテーマはとても興味深いと感じたのだが、果たして期待に応えてくれたか? だいぶ前に読んだ本 (2024年秋ごろだったか?) で、たしか特に平積みに…
『生きのびるための事務』著者:坂口恭平、出版社:マガジンハウス 生きのびるための事務 (SHURO)作者:坂口恭平,道草晴子マガジンハウスAmazon 読み終わりは数ヶ月前 (2025年1月だったか?)。 平積みで話題になっていて話題になっていて、マンガベースで読み…
この本について:「この」宇宙はとても不自然、だから他に宇宙があるはず タイトル:不自然な宇宙 著者:須藤靖(東京大学教授) 出版社:講談社ブルーバックス 宇宙物理の超基本をやさしく噛み砕きながら、「なぜ私たちの宇宙は“こう”なのか?」という深い…
『「好き」を言語化する技術』 (三宅香帆) を読んだ。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の著者であったし、「わかる... 良い本を紹介したいときこそ表現が出てこない!」という体験が数多くあったので、すぐさま購入して2日で読んでしまった。 「好…
『入門 日本美術史』(山本陽子、筑摩書房) を読んだ。『西洋美術史入門』(池上英洋、ちくまプリマー新書) とセットで本棚に置いておきたい本だ。カラー新書 入門 日本美術史 (ちくま新書)作者:山本陽子筑摩書房Amazon美術館に行けていない。最近訪れて記憶に…
【追記】再読しての読書記録 追記:2026.2.8本書 ”DIE WITH ZERO” を再読したうえで読書記録を見返したところ、自分でも驚くほど悪評をしていた。DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール作者:ビル・パーキンスダイヤモンド社Amazon読了後にも記し…
サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ作者:正垣 泰彦日経BP 日本経済新聞出版本部Amazonサイゼリヤの2024年現在会長の正垣氏の著書である。中高生時代は底までお世話にならなかったが、子供がいる家族となってはサイゼリヤ…
凡人が天才に勝つ方法: 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール作者:つんく♂東洋経済新報社Amazonつんく♂の note を以前読んでおり、この「三すくみ」構造を完全に納得できたわけではなかったが、この人の「プロの定義」が具体的であ…
なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)作者:三宅香帆集英社Amazonブログや書店でも多く取り上げられている話題書で、題名を知ったときから読みたいと思った。まさに自分の今の状況ではないか、どうやったらこれを打開できるのか知りたい、と。…
『客観性の落とし穴』著:村上靖彦 を読んだ。 ちくまプリマー文書は平易な言葉で読みやすく入門書として適している。書店で平積みされていたので手に取った。客観性の落とし穴 (ちくまプリマー新書)作者:村上靖彦筑摩書房Amazon病に伴って、自分は「ほんと…
『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン) を読んだ。長らく「読みたい本リスト」に入っていたところ、『シンプルで合理的な人生設計』(橘玲)でも言及されていたためついに読み始めた。エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする作者:グレッグ・…
『シンプルで合理的な人生設計』(橘玲)は、多ジャンルのノンフィクション指南書として良い。シンプルで合理的な人生設計作者:橘 玲ダイヤモンド社Amazonメタ自己啓発本つまり様々なジャンルのnon-fictionを搔い摘まんで紹介し繋げている本であるとウェブ記事…
『魚にも自分がわかる――動物認知研究の最先端』著者:幸田正典、ちくま新書魚にも自分がわかる ――動物認知研究の最先端 (ちくま新書)作者:幸田 正典筑摩書房Amazon認知、認知神経、生物学に興味がある人や、研究者とはどのような方法で新たな学説を唱えてい…
三島由紀夫の『命売ります』を読んだ。命売ります (ちくま文庫)作者:三島 由紀夫筑摩書房Amazon金閣寺や潮騒とは違う三島が読めると聞いて、読んだ。エンタメ的な雰囲気でスリリングな場面はあるものの、全体及び畳み方は今ひとつだと感じた。終盤、命の危機…
『ファクトフルネス』著:ハンス・ロスリングFACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド日経BPAmazonミリオンセラーであること…
『音楽と数学の交差』著・桜井進、坂口博樹音楽と数学の交差作者:進, 桜井,博樹, 坂口大月書店Amazon 平均律・純正律、等比・等差数列、素数などの言葉を聞いたことがあってその関係性に興味があるという人はさらりと読めて面白い本だと思う。そして、数学的…
『地球の未来のため僕が決断したこと』著:ビル・ゲイツ地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる作者:ビル ゲイツ早川書房Amazon子供時代に地球環境保護にとても興味があったことを、皮肉にも昨今の気象異常が定常化していることで思い出し、さ…
【2021/10/01(金) 追記】関連する本ブログの記事を、最後に引用した。 プロ司書の検索術―「本当に欲しかった情報」の見つけ方 図書館サポートフォーラムシリーズ作者:入矢玲子日外アソシエーツAmazon『プロ司書の検索術 -- 「本当に欲しかった情報」の見つけ…
スマホを減らして読書を増やすには、家のあらゆるところに読みかけの本を置くことが有効なので、実践をお勧めしたい。習慣にしたいことについては何でも、それに取りかかるために必要な準備時間や物理的な動き (コンピュータで言うところのオーバーヘッド*1 …
以前、書店で斜め読みしていたが、図書館ですぐに借りることが出来たので『結局、人生はアウトプットで決まる』(著:中島聡) を再読した。著者は、Windows 95 OS 開発の中枢にいた方である。結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器と…
最近、図書館を本の試し読みのために利用している。気になる本が出てくる。ウェブの書評、読んだ本の参考文献などで。 コロナウイルス大流行のなか、外出特に屋内に長時間いることは避けたい。 本の雰囲気を見てから買うかどうかを決めたい。こんなとき、地…
東京大学教養学部の高校生・大学生向けオムニバス講義 (からいくつかの講義を抜粋) の内容を一冊の本にまとめた第二弾が、『生命の根源を見つめる(知のフィールドガイド)』である。生命の根源を見つめる (知のフィールドガイド)発売日: 2020/05/15メディア: …
出張中の本屋 (これもまた、くまざわ書店の一つ "ACADEMIA") で、テーマと拡大写真が面白そうだと購入した本が良かったので紹介したい。『まちの植物のせかい』著・鈴木純 である。そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい作者:鈴木 純出版社/メーカ…
仕事、子供の世話及び遊ぶ時間、運動、睡眠、食事、これらで24時間はほぼ埋まってしまうため、読書のためにまとまった時間を確保するということはとても難しい。5分、10分という一息の隙間時間を使っていくしかない。そこで私が昨年末から実践しているのが、…
『習得への情熱』(著:ジョッシュ・ウェイツキン) を読んだ。チェスチャンピオンから太極拳のチャンピオンへと飛躍の場を変えた人だ。「私が得意なのはチェスでも太極拳でもなく、新しいことを習得することだ」と言っている (原文のとおりではない)。新しい…