持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

MONOWAKARI

 説明しても説明しても分かってくれない。何度も、「自分の説明が悪いのかもしれない」と反省してみるが、これ以上どう分かりやすくすればいいのだ、と嘆いてしまうほど丁寧に説明している。
 これほどまでに物分りの悪い生徒は初めてだ。