持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

自分と音楽

 自分の、音楽に対する姿勢がイヤになった。なんて、いい加減な気持ちで望んでいたんだろう。そんなんでうまくなるはずがないのに。自惚れだったのか、適当すぎたのか。
 詳しい話は暗いので、割愛します。


 深く反省し、自分の原点に戻って、クラシックをしっかりと練習。
 ソナタ「月光」を選んだ。
 3楽章。初めは自分の下手さだけが聴こえてきて発狂しそうだった。技術的にも音楽的にもひどい。楽譜を投げたくなった。
 けれどそんなのでは意味がない。ひたすら練習した。そしたら、少し気持ちが落ち着いて、いつの間にか何も考えずに集中できていた。
 1楽章をこれでもかというくらいゆっくり弾いた。誰かが、ありえないくらい遅く弾いていて、それが印象に残っていたからかもしれない。一音一音大切にするということを思い出した。


 音楽、というか、人生に少し甘く取り掛かりすぎていたことに気づきました。音楽のプロになることはまずないけれど、そういう気持ちを映し出してくれるバートナーとして、これからもやっぱり真摯に付き合っていきたいです。

お詫び

 暗い話題ですいません。
 けれど、自分にとって重要な日でした。