持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

血がたんねーんだ

 みなさんお久しぶりです。

 現在とある奨学金に申し込み中ですが、それにはなんともはやレントゲンと血液検査が必要で、急遽留学を目指しているMっちーと先輩がたと診療所に行ってきました。てこれはもはや20日水曜日のお話だ。
 この時点で私はいやな予感がしていたのです。血に弱いんです。鼻血は頻繁に出すくせに。高校時代献血に連れて行かれて、血抜いてる間に失神しかけて看護婦さんに
「二度とこないでくださいね」
とまで言わせましたからね。
 まあ今回は献血じゃないからせいぜい50mlくらいしかとらないんだろう、と思ってたら、

「ちゅー」
「ちゅーーーーー」
「ちゅーーーーーーーーーーー」


 ってどこまでとるんですか。
 太目の注射器いっぱいに血が。
 しかしどういうことか、今回は気持ち悪くならない。ああ、おれも進歩したんだ。人類は日々進化をとげているのだなあ。受付で待っていてといわれたので、相変わらず間違えられている自分の名前の漢字を訂正してもらい、待っていました。
 するとどうでしょう。

 
 ふわぁああ〜


 まあ毎回のごとくこんなかんじでまわりが真っ白になっていって耳鳴りがして座ってられなくなって、

「すいませんヨコニナッテイイデスカ」


 自分がしゃべってる声もよくきこないんですがなにか。するとよほどだったのか、

「だ、だいじょうぶ!?顔色すごい悪いよ」

 病院で顔色悪いと認定されるということはとは思わなかった。どんな色してたんでしょうか。ベッドにつれていかれて収容されました。
 それにしてもいったいこのとき自分の体には何が起きているのか。とりあえず脈拍くらいしか調べられないので脈とってみた。


 二秒に一回くらいしか脈がとれないんですがなにか。Qちゃんもびっくりの心拍数ですよ。


 一緒に診療所に行ったお二方にはご迷惑をおかけしました。ちなみに採血した左腕はものすごい内出血になっていて気持ち悪い。

用語集
Qちゃん
高橋尚子。安静時心拍数35。信じられん。