持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

「生」

 意外と学科の人、このブログ見てくれているんですか。勝手にブログに登場させてしまっている人もおりますが、お許しください。不適切であればすぐに削除いたします。
 この間の生チョコの続きですが、KスケとSゴとアツいトークを繰り広げてしまった。
「生、って、結局定義はナニ?」
「生ビールは、熱処理がしてないんだよね」
「じゃあ熱加えてない発泡酒第三のビールは生ビールを名乗っていいの?」
「あいつらはそもそもビールじゃないじゃん」
「なるほど」
「じゃあ熱を加えないのが生なのか」
「そいじゃ、生麺は?」
「揚げてない麺なんじゃない?」
「なるほど、やっぱり問題は熱か」
「生卵も熱加えると生じゃなくなるもんね」
「そうなるとやっぱり生チョコだけ、生がついてても仲間はずれだな」
「生クリーム+チョコレートだもんな」
「それじゃ、生クリームとはナンゾヤってことにならん?」
「たしかに」
「生じゃないクリームってなんだ」
「生クリームって牛乳から分離してできるんだよね」
「うーんわからん」
「ところでチーズにまつわるイイ話があるんだ」
「おおっ」
「昔々カエルが三匹いました」
「うん」
「そのカエルは牛乳瓶の中に入ってしまいました」
「うん、うんうんうんうんうん」 ←R教授の真似
「一匹目は溺れてすぐに死んでしまいました」
「ええ、ええ、ええ、ええ、ええ」←R教授の真似2
「…ごめん三匹じゃなくて二匹だった」
「笑」
「あ、やっぱり三匹だった、隠れてた」
「笑笑」
「二匹目はあがきましたがあきらめて死んでしまいました」
「へぇー。」 ←R教授の真似3
「三匹目もあがきました。しかし三匹目はあきらめませんでした。そうしたら、牛乳がかたまってチーズになり、逃げることができました。このように、物事はあきらめてはいけません。おしまい」
「ええ話や〜」
「おれの校長先生の話」
「でも牛乳が固まっていったら逃げられないんじゃないか」
「いや、だから、徐々に固まっていくんだよきっと」
「でもネバネバしてきたら泳ぎにくくないか」
「だんだんとレイノルズ数が小さくなっていくわけね」
「というかチーズって牛乳だけでできるんか?」
「たしかに」
「バターはできた気がするけど」
「わかった、カエルの油汗で変質したんじゃないか」


 いま思えば、チーズの話題にたえない一日だった。

チーズ
牛乳を乳酸発酵してから酵素で凝固させてできるらしい。
レイノルズ数
液体・気体の粘りをあらわす数。