持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

安息のひととき

 食事中のみなさまごめんなさい。
 みなさんは、家でBIG BENをしながら何をしますか。あの、誰にも邪魔されない空間は誰もが安息を感じると思います。自分はいつも漫画を持ち込んでせかせかと復習することが習慣でした。
 しかし、である。ここアメリカではいろいろと障害がつきないのである。
 まず、漫画がない。さすがに大量すぎたので、全部持って来られないならと思い切って、まったく持ってこなかった。いまは寂しくリアル7巻だけが机のうえに鎮座しております。
 そして、トイレが閉鎖的でない。寮で4人で住んでいるのでその意味でも閉鎖的でないし、ご存知のとおりアメリカのトイレの扉の上下は妙に空いているのである。犯罪防止とか理由はあるのかもしれないけれど、やっぱりトイレは閉鎖してほしい。こんなこと言っていたら中国では住めないのだろうな。特に、研究室のある建物のトイレの扉は上も下も開きすぎていて、誰が入っているか分かってしまうので気まずいんです。