持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

魔王 伊坂幸太郎

魔王 (講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)

 友達がボストンに来るときに持ってきてくれました。以前読んだ伊坂幸太郎の小説とは大分調子が違った。実験的な匂いがした。そしてこの中途半端な終わり方。続編ありってことなのか。「先はどうなるんだ」と、読ませる文章はさすがだったけれど、他の作品とは見劣りするので、☆3つくらいか。