Billy'sではありません。Apple Boot Campです。
有限要素法アプリケーション、Abaqus(Dassault Systemes)を走らせるために、自分のMacでwindowsを起動しなければならなくなりました。と言っても、前々からBoot Camp Betaで起動できていたのですが、これがまた問題だった。昨日は一日中、MacBookをいじっていました。この奮闘記は記録しておかなければならない。
spec
まずは、自分の愛機について。
Hardware Overview:
問題発生まで
- Mid 2007. Mac OS Tiger時にBoot Camp Betaを用いてHDのパーティションを分けてWindows xp Professional SP2をインストール。この、Boot Camp Betaを用いたTiger + xp状態は安定していた。
- Late 2008. Mac OS TigerをLeopardにアップグレード。Windowsパーティションはそのまま。しばらくうまく行っていた。
- Jan 2009. WindowsパーティションにAbaqus導入。アプリケーション自体に問題はないが、このせいで空き容量がほとんどなくなる。
- Jan 2009. Windowsがsafe modeですら起動しなくなる。再インストールを決意。フォーマットがFAT32だったおかげでMac OSの方からWindowsのファイルを見ることができ、重要なファイルのバックアップは容易だった。
Boot Camp 開始
ここからが大変だった。
- AppleのページでBoot Campのダウンロード先を探す。ない。Boot Camp Ver2.0がOS Leopardに組み込み済みだという事を知る。
- マニュアルをダウンロードし、Mac OS 10.5のDVD、Windows xpのCDを用意。Mac OSの方のバックアップは、ありがたきtime machineによって何もしなくてよし。
- まず一度、Windows partition削除。
- 再度、Windows partitionを作成しようとする。がしかし、「ディスクエラーにより無理ですよ」と言われる。第一の障害発生。ディスク検証をDisk utilityで行おうとするも、無理。
- 起動ディスクをMac OS DVDにして起動。DVD上からDisk Utilityを立ち上げ、ディスクの修復を行おうとする。ものすごい時間かかったあげく、「3度修復を試みましたが、ディスクの修復はできませんでした」と修復を放棄される。
- Mac OSの再インストールを決意。しばらく時間がかかって、完了。
- Time Machineでもとには戻さず、きれいさっぱりの状態でBoot Camp Ver2.0を起動し、Windows partitionを作成。FAT32でフォーマットできて、なおかつ十分空き容量を確保できそうな、32GBに設定する。
- Boot Campに従って、Windows xpをインストールする。
- Windows起動状態で、Mac OS DVDを挿入することにより、Appleのハードウェアのドライバソフトが自動的にインストールされる("Boot camp drivers")とマニュアルに書いてあったので従うも、反応なし。ディスクも、「CD: 0KB」などと表示され、ここに第二の障害発生である。
- 対策をひたすらウェブで検索。大体の手法を試すも、解決ならず。日本語がだめなら、ということで英語で検索。
- 同じ問題に遭遇した人発見。解決策として、「Mac OS DVDのなかでBoot Camp driversに相当する部分を吸い出し、そのイメージをCDに焼けば認識される」とのこと。
- 「がんばって」ディスク作成。おそらく著作権の問題はないはず。。
- ドライバCD挿入。インストールが問題なく開始。
- やっと終了。
- Mac OSのほうも、time machineによって元の状態に復元。あまりにも元通りになるのでびっくり。ってことはディスク壊れたまんまか…怖くてまだチェックしておらず(笑