持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

日本茶とコーヒー

毒を喰らわば皿まで、ではないけれど、興味をもったものについてはとことん調べてこだわってしまう癖があります。しかしいきなり高額な商品に手を出すような真似はせず、徐々に良いものに手を出して行くのが僕のスタイル。というほどのものではなく、ただ、人生24年生きてきて「安物買いの銭失い」が数少ない体得した知恵の一つなのです。最近は、毎日の食生活に書かせないお茶とコーヒーに少しこだわってみようかと思ってるところです。
 年末に日本に帰国した際に、一人用の急須を購入。茶こしの底がフラットで、しっかりとお湯につかるデザイン。そして注ぎ口もしっかりしていて、こぼれない。でも、沸騰したお湯は一回湯呑みを経由してから急須に入れるので、その際にこぼれることがしばしば。アメリカでの悩みは、茶葉はこだわりようがないこと。そして、さっきストックの最後の一袋を開けてしまった。日本から送ってもらわなければ食後の楽しみが一つ減ってしまう。茶匠・井六園のものを少しずつ楽しんでいました。
 コツを一つ。一概には言えないけれど、だいたいの煎茶では、直接沸騰したお湯を急須に入れてはダメです。湯呑みを経由するなどして一回冷ましましょう。すぐに入れると、苦みが強調されます。これを守るだけでも美味いお茶が入ります。
 友達にコーヒー豆引き機を誕生日に買ってもらって以来、コーヒーは豆で買っています。いれた後のコーヒーの香りよりも、引き立ての豆の香りのほうが好きです。高校生の頃に、「やっぱ大人はブラックだろ」とか言って背伸びしてブラックばっかり飲んでいたらいつの間にかそっちのほうが美味く感じていたので、もちろん毎回、ブラック。最強のブレンド比率を編み出したいところだけど、毎日記録をつけるなんてことはこのめんどくさがり屋に出来る訳はなく、毎日適当に混ぜてます。計量スプーンが消えたので、最近は豆を手づかみ。神の手と呼ばれるまでは道のりが長そうだ。ここ最近飲んだコーヒーで美味しかった(というか特徴があった)のは、IKEAの食堂で飲んだもの。ちなみに、アメリカのレストランでコーヒーを頼むと、ほとんどの場合おかわりは自由。

参考リンク

京都の茶匠-井六園