持つべきものは妙なこだわり

執着もいずれ愛着に変わる

信憑性(しんぴょうせい)は「薄い」ではなく「低い」が適切だろう

【修正 2019.04.26】記事作成時点で参照していたウェブページへのリンクが切れていたので、別のサイトへのリンクに交換しました。


信憑性は「高い」「低い」が自然

「信憑性(しんぴょうせい)が薄い」という表現は、適切なのでしょうか。
「薄い」を用いている例は多く、goo辞書(デジタル大辞泉引用)にも引用されています。
dictionary.goo.ne.jp

一方で「信憑性が濃い」と表現するかと考えてみると、「信憑性が高い」という方がしっくりきます。
言語学的な根拠はありませんが、

  • 信憑性が高い <--> 信憑性が低い
  • 信憑性に富む <--> 信憑性に欠ける

の2セットが適切であるように感じます。

信憑性と信頼性

信憑性の類語であるように思える「信頼性」という言葉の用法を、簡単な調査*1のうえで分類すると

  • 情報:信憑性
  • 物や仕組み:信頼性*2
  • 人:信頼…「信頼できる」「信頼に足る」

参考になさってください。

*1:以下のサイトが参考になります 「信憑性」の意味と使い方・例文・「信頼性」「真実性」との違い。現役記者がサクッと解説! - Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン

*2:信頼性という言葉は国語辞書(goo辞書及び三省堂 Web Dictionary)には掲載されていません。