時間を節約したいがコーヒーは飲みたい
コーヒーを抽出するまでの作業は以下のとおりで、10分ほどかかる。
- お湯を沸かす。電気ポットでやっている。
- その間にコーヒー豆を挽く。電動ミルで、直接コーノ式ドリッパーのうえに出す。
- 湧いたお湯をコーヒーサーバー (ポット)、コーヒーカップの順に入れて温め、ドリッパーに移す。
- ドリッパーをコンロにかけ、沸騰の泡(水蒸気)が出てくるか否かというところで止める。
- ドリッパーでコーヒーを抽出する。
- サーバーにたまったコーヒーをコーヒーカップあるいは保温用水筒に入れる。
独り身のときはともかく、これを在宅仕事の前あるいは休日で子供たちが遊んで欲しいと押し寄せてくる朝に実行するのは難しい、というか心理的ハードルが高い。
特に時間がかかるのは 1,3,4,5 の手順だ。これらを短縮するために以下を考えた。考慮してきた順序で書いてある。
導入する装置の案 | メリット | デメリット | 総合評価 |
---|---|---|---|
お湯の温度を指定できるドリッパー | 手で淹れるので、少なくとも今までの味から悪くならない | サーバー・カップ温め・手で抽出の手順と時間が省略できない。 | △不採用。時間節約の本来の目的が達成できない。 |
豆挽きから抽出までやってくれる全自動コーヒーメーカー | その名のとおり、すべてやってくれるので最も時間が短縮できる。 | 高価である。 既に持っているミルと機能が重複する。装置が大きい。 | △不採用。高価かつ機能重複のデメリットを払拭できない |
ドリップのみのコーヒーメーカー | 最も時間がかかっている1,3,4,5の手順は短縮できる | 豆挽きからのものと比較し、美味しく抽出することをメーカーが注力しているのか不明確。カップ温めの手順が省略できない。 | 〇採用。激安で味も悪く無さそうな機種を発見した。カップ温めはしなくても良いことにした |
候補に挙がった機器
豆ひきからの全自動メーカーで候補に挙がったのはツインバードのCM-D457Bだ。まだ行ったことはないが行きたいと憧れているカフェ・バッハ監修だし、デザインもよい。だが3万円という価格は高すぎる。
ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457B ブラック ミル付き
- 発売日: 2018/10/28
- メディア: オフィス用品
温度調節機能付きで、お湯の滴りがコーヒー用になっているポットで候補に挙がったのはBALMUDA The Pot K02Aである。今見ると山善やアイリスオーヤマのお手頃価格のものもある。結局、時間節約にあまり寄与しないということで見送った。
バルミューダ 電気ケトル BALMUDA The Pot K02A-BK(ブラック)
- 発売日: 2016/10/21
- メディア:
結局、激安の割に美味しく入るという価格.com記事を読んだ、象印 珈琲通 EC-TC40 にした。2000円台なら、不味かったとしてもダメージが小さい。
象印 コーヒーメーカー 珈琲通 4杯用 EC-TC40-TA
- 発売日: 2014/09/01
- メディア: ホーム&キッチン
EC-TC40評価:小さい、味は悪くない、洗いやすい、ただし水の量の調節に工夫が必要
まだ利用して数日だが、評価はタイトルのとおりだ。
- 装置が小さく、軽い。場所を(あまり)とらない。
- 味は悪くない。ただし、水の量を表示どおりにするとうまくいかない
- 洗いやすい。洗うパーツは3つ。口が広く、すすぎやすい。
- フィルター設置部分を、そのままミルの下にセットできるので手間が増えない。
コーヒー豆を一般より多くしているせいか、コーヒーカップ 1杯相当の水だと抽出量が少ないし、マグカップ1杯相当だと抽出量が多くて薄くなる。いい塩梅を見つけたら油性ペンで印をつけようと考えている。
コーヒーメーカーがコーヒーを淹れてくれている間に、食器の片付けあるいは子供との対話ができるようになった。とても満足度が高い。
なお、手で淹れたくなったらそうすれば良い。2000円ちょっとで選択肢と満足度が増えた。
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BONMACのミルについて記事を書いていたと思ったが、専用記事ではなかった。
カリタのミル (ナイスカットG) でも良いと思う。一方で羽根式は挽き方にムラができるし細かさも調整できないので、お勧めしない。
covacova.hatenablog.com