常時在宅勤務&休日だったから始められて続けられた、生活向上事項
2ヶ月ほど、平日も休日も常に在宅だったからこそ実施できたことがあった。整理して記録しておく。
- 野菜を育てる(家庭菜園)
- 納豆を作る
- 祖母との連絡手段にAmazon Echoを導入
- 子供の乱入を気にせずピアノを弾く、仕事机の隣にギターを置いて時々弾く
- コーヒーでシングルオリジン豆を組み合わせてブレンドを楽しむ
野菜を育てる(家庭菜園)
今の住まいには小さな庭と、それに向かうベランダがある。
今まで庭は雑草博物館でしかなかったのだが、以前からやりたかった「家で野菜を育てる」つまり家庭菜園を始めようと、ゴールデンウィークに気合いを入れた。
教科書はこれ、『NHK趣味の園芸 新・野菜づくり大全』。買ってから文字通り毎日読んでいる。一冊目にしてよくぞ良書を当てたものだと思う。
NHK趣味の園芸 やさいの時間 藤田 智の 新・野菜づくり大全 (生活実用シリーズ NHK趣味の園芸/やさいの時間)
- 作者:藤田 智
- 発売日: 2019/02/21
- メディア: ムック
野菜について知らないことだらけだった。毎日発見がある。この教科書だけを読んでいたら「ふーん」と流し読みするだけだっただろうが、実際に育てると読み込む気合いと吸収力が違ってくる。
庭の日当たりの悪さや虫の被害で、結局地植えしたものよりプランターに植えたものの方が育ちが良かったりしているわけだが、毎日植物の様子が違うのでとても楽しんでいる。
感動的だったカボチャの花の写真を上げておく。雌花だけ咲いて雄花がなかったので受粉できなかったが、立派で感動した。葉っぱも巨大になって、トゲトゲで、いやもうほんとうに面白い。
トマト、ミニカボチャ、とうもろこし、パプリカ、枝豆、しそ、ラディッシュ、ニンジンを育てている。既に上手くいかないと分かっているものもあるが、まあ最後まで見届けるつもりだ。
本を読んで衝撃を受けた、芽キャベツと落花生も作りたいと思っている。興味がある方は、これらの野菜のなり方を検索してみて驚いてほしい。
納豆を作る
これも前からやりたいと思っていたことだ。やりたいと思い始めたきっかけは、勝間和代さんのブログである。
katsumakazuyo.hatenablog.com
これとは別のきっかけで、ヨーグルトを増殖するためにヨーグルトメーカーを購入していた。ヨーグルトメーカーという名前だが、何だって作れる。機能から見れば「一定の温度に長時間維持する器具」である。
大豆はもともと妻が購入していた「すずや」さんのもの、納豆菌は勝間さんも書いていた「かわしま屋」さんのものを使った。
アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー 温度調節機能付き ホワイト IYM-014
- メディア: ホーム&キッチン
kawashima-ya.jp
ふつうの大豆、黒豆、緑っぽい大豆で作った。それぞれ違って、どれも旨い。
- 水に一晩つける
- ホットクックで自動で蒸す
- ヨーグルトメーカーで24時間自動で保温
- 冷蔵庫に一晩寝かす
と、基本的に何もせずに待っていれば良いというのが気楽で続けられる。ヨーグルト増殖のときは、消費期限に追われるのが嫌で続かなかったが、納豆は冷凍しておけばいつでも解凍して食べられるので切迫せず、良い。ゴミも少なく、好きなだけ食べられる。
なお、大豆を一晩水につけたあとふつうは「煮る」わけであるが、試行錯誤した末にホットクックで1.5時間くらい「蒸す」のが良いと分かった。
祖母との連絡手段にAmazon Echoを導入
これは、次の記事で書いたとおりである。一週間に一回、短時間ながらも顔を見て話をしている。
covacova.hatenablog.com
子供の乱入を気にせずピアノを弾く、仕事机の隣にギターを置いて時々弾く
ピアノを練習できるのは子供が寝ているときくらい、でもそうすると子供が起きてしまう、というジレンマで全くピアノを弾いていなかったわけだが、子供の乱入を気にしないで無理矢理引き続ければ譜読み・指使い検討・練習が出来ると気付いた。
非常にゆっくりとではあるが、ベートーベンの悲愴ソナタを練習している。この曲は、聴いた印象より音数が少ないことに驚く。一楽章は一気に駆け抜ける弾き方をするのも気持ち良いが、丁寧にあまりテンポを上げずきっちりと弾くのがカッコいいと思う。
パソコン画面を眺め続けて疲れたときに、またもや疲れるスマホ画面を見て目がしょぼしょぼしていた訳であるが、学生時代を思い出し「ギターを適当に弾いて気晴らしすれば良いのではないか」と思い立ち、そうしている。といっても、手の動きで覚えていたビートルズ(というかポールマッカートニー)のBlackbirdだけを淡々と弾いているだけだ。
ギターは2010年製のK.Yairi LO-K7-OVA というものだ。値段がバカみたいに高くはなく、けれど音は良くて、見た目がかっこいいものを10年前に探し回ったことを思い出す。ピックガードがお気に入りである。曲がったり割れたりしていなくてよかった。
コーヒーでシングルオリジン豆を組み合わせてブレンドを楽しむ
ひいきにしているコーヒー豆屋さんが、この緊急事態で閉店に追い込まれなくてほんとうによかった。
新鮮な豆を入手するため、なるべく小さい量を購入していたが、人と接触する機会を減らすため一気に三種類の豆を購入するようになった。
- 華やかな香りで酸味が美味しいもの
- ナッツの香りのもの
- 苦みが美味しいもの
を買ってそれぞれ単独に淹れていたのだが、少し混ぜてみるかという気になり、日々違うブレンドを楽しんでいる。
ところで、一時期自分のコーヒーの入れたコーヒーが不味く、やり方が下手になったかと落ち込んでいたが、使う豆の量を増やしたら美味しくなった。嗜好品はケチらないのが良いようである。