持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

3年経った2018年で振り返る、2015年に買って今も使っている良いモノたち

今年買ってよかったものではなく、数年前に買って今も使い倒しているものを紹介してほしい」というコメント(ブコメ)を読みました。確かに、時間というふるいにかけることで、単なる流行り物や結局は使わなくなってしまったものを避けることができます。

ということで、「3年経った2018年で振り返る、2015年に買って今も使っている良いものたち」という内容をお送りします。現在も同一あるいはマイナーモデルチェンジ品を買えるものに限定しました。今後の品定めに役に立てれば幸いです。

注文履歴を簡単に振り返ることができるAmazonヨドバシカメラで購入したものに限りました。
(結果的にここに紹介したのはすべてAmazonで購入したものになりました。)

コクヨ領収書ファイル:見開き4ポケットに4年分の書類を格納

コクヨ ファイル 領収書ファイル 青 A4 48ポケットラ-YR520B

コクヨ ファイル 領収書ファイル 青 A4 48ポケットラ-YR520B

不要な領収書は即座に廃棄しますが、年末調整や確定申告に必要なものはどうしても保管しなくてはなりません。それらに2つ穴パンチを開けてからキングファイルに綴じたり、複数のクリアファイルに入れたりする手間が限りなくゼロになりました。

この商品の良いところは、見開きで4つポケットがあるところ。例えば株の損失は3年繰り越すことができるため、同じ種類の書類を見開き1年で4年分保管できて一覧できるのは非常に重宝しています。これこそ、3年使って気づいた良いところです。

エンペックス 温湿度計:快適、風邪注意などのゾーン識別付き

EMPEX (エンペックス) 温・湿度計 高精度UD(ユニバーサルデザイン) 温・湿度計 EX-2831

EMPEX (エンペックス) 温・湿度計 高精度UD(ユニバーサルデザイン) 温・湿度計 EX-2831

自宅に3つも設置しています。
この製品の良いところは、「快適」「風邪注意」「食中毒注意」というゾーン分けが予めされているところです。特に湿度は体で直接「乾燥しているな」と感じることが難しいので湿度計が役立つわけですが、以前使っていた湿度計では「30%か…そんで、これは乾燥しているのか?」と、どう対応したら良いのか分からずじまいでした。

壁掛けでも、置いても設置できるところも便利です。

カリタ 銅製コーヒーメジャー10g:適度な重さと長さで、1ドリップに必要な豆を1回ですくえる

カリタ コーヒーメジャー 銅 10g #44001

カリタ コーヒーメジャー 銅 10g #44001

ドリップコーヒー1杯分に相当する10gを一発で測れるメジャーは、コーヒーを淹れる人にとっては必須です。銅である必要製はないのですが、適度な重さと、銅の色と金属光沢が、使っていて心地よいのです。買ったときには気づきませんでしたが柄が長いというのは重要でした、ケースやジップロック袋の奥の方でも楽々届きます。

京セラ セラミックミル:セラミックなので錆びの心配なし、挽き味もよし

プジョーのミルも考えたのですが、夏に湿度の多い日本はセラミックが良いとのレビューを見て本製品を購入。当然ですがサビには悩まされずに3年以上使ってきました。

なお、当時は塩用のミルも購入したのですが、最近は固形の塩を買うことがなくなったので休眠中です。香りが重要な胡椒はその場で挽くことが大事ですが、塩は香りを楽しむものではないので、もとも粉末状の塩を買うことにしています。

LeABLE ラッテクスグローブ:気合を入れた掃除の際の必需品

購入した製品はありませんでしたが、ラテックスグローブならばそこまで品質は変わらないでしょう。
レンジフード、トイレ掃除、精密ドライバを扱うような作業など、様々なば場面で重宝しています。

EIZO FlexScan モニタ:写真現像時にはこれ

2015年に購入したのは23.8インチのEV2450です。

  • ベゼル(モニタの枠)が無茶苦茶狭い
  • 縦、横どちらにも向きを設定可能。ケーブルを繋げたままでも回転できる
  • 高さも調節可能
  • 鉛直軸周りに回転可能

もともとMac mini用のディスプレイとして購入したものですが、Macbook Pro (2018)に買い替えた今は少し活用頻度が減っています。しかし、広いディスプレイで写真をデジタル現像する際はこのディスプレイが活躍します。

シヤチハタ シクオス:朱肉とハンコ台が一体化

未だ残るハンコ文化には否定的ですが、残っている間は対応しないわけにはいきません。ハンコを押すときは朱肉と柔らかい台の2つを揃えなければいけませんが、それを一つの商品で賄うこいつにはお世話になっています。ハンコとセットでしまっておくと迷うこともないでしょう。

Weblio辞書をChromeアドレスバーから直接検索する・調べる方法

下記アルク英辞郎の記事と同様に、Weblio辞書もショートカット検索できるようにすると便利です。
covacova.hatenablog.com

手順は同じです。

  1. Chromeブラウザの右上にある「…」表示から「設定 (Settings)」を開く
  2. 検索エンジンの管理 (Manage Search Engines)」をクリックする
  3. タイトル、検索キーワード、URLを記入する。例えば、以下のとおり
    1. 検索エンジンを追加欄: Weblio
    2. キーワード欄: wl (ここは、自分がタイプしやすく忘れにくい文字列であれば何でもよい)
    3. URL欄: http://www.weblio.jp/content/%s

なお、Chromeでアドレスバーを選択する(アドレスバーに移動する)ショートカットは

です。これは覚えておくと有用なショートカットです。

f:id:covacova:20180717102100p:plain
Google Chrome設定画面の縦方向真ん中らへんに、検索エンジン設定の項目がある

f:id:covacova:20180717102201p:plain
検索キーワード、URLを設定する。この図はアルク英辞郎のもの

Google Spreadsheetsで特殊記号を検索するときのエスケープ記号はチルダ(~)

Google Spreadsheets (スプレッドシート)で、はてなマーク・クエスチョンマーク "?" を検索をする際、単に"?"と入力するとワイルドカード文字と認識されていまいます。はてなマークと認識してもらうためには、エスケープ記号であるチルダ(にょろにょろ、「から」の記号) "~"を記号の前に入れると、うまくいきます。

私は入力項目に疑問がある際にはてなマークを書き、それを条件付き書式でオレンジ色にしてパッと目に入るようにしています。その際に、このエスケープシーケンスは役に立ちます。

f:id:covacova:20181102120215p:plain
たとえば、条件付き書式の設定画面で指定するとき。

完読よりも重要なのは、その本の位置付け:『読んでいない本について堂々と語る方法』

『読んでいない本について堂々と語る方法』
ピエール・パイヤール
筑摩書房

読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)

読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)

扇動的なタイトルであるために読んでいませんでしたが、千葉雅也『勉強の哲学』で読書に対する姿勢を考えるために読むべしと参照されていたことをきっかけに手に取りました。

この本の勧める?とおり、流し読みをした結果得た知識・情報は

  • 本は一字一句、最初から最後まで読まなくてはならないという暗黙の風潮に従う必要はない
    • 流し読む、目次だけ読む、人から内容を聞くというのも読書
  • 本の完読よりも重要なのは、その本がその分野でどのような位置付けなのかを知ること

くまざわ書店錦糸町店の品揃えと陳列が私の興味に合っている

くまざわ書店錦糸町店(アルカキット9階)の品揃え、特集コーナー、平積み、面陳列が、私の興味に合っています。

  • 新聞書評に掲載された本を特集するコーナーが常設してある
  • ソフトウェア、ハードウェア両方の専門書の品揃えが豊富。
  • 自然科学、社会科学の品揃えが豊富。エリアが広い。
  • これらの面積が広いため平積み・面陳列も多めで、棚の間を歩いて見回るのが楽しい

こう言った本はあまり売れないだろうから、この書店が長く続いてくれるかが心配です。