持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

大事な言葉・考え方

『エッセンシャル思考』とその先の実践

『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン) を読んだ。長らく「読みたい本リスト」に入っていたところ、『シンプルで合理的な人生設計』(橘玲)でも言及されていたためついに読み始めた。エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする作者:グレッグ・…

Evernote 整理の度に読み返す2エントリ:「研究をはじめる前に知っておいてほしいこと」「効果的な口頭プレゼン」

Evernote を整理する度に、ショートカットに入れているこの2つのエントリを読み返している。何度読んでも色褪せないため、共有したい。 研究をはじめる前に知っておいてほしいこと 研究をはじめる前に知っておいて欲しい7つのこと / Welcome to Lab - Speake…

2019年下半期にブックマークして読み返し・共有した良記事・良サイト

【2020/2/16追記:2019年6,5,4月分を追加しました】 読み返したり、友人家族に共有したブックマーク先を記録しておこうと思う。 2019年12月 「餅は餅屋」は本当だったし、さらに「米屋の餅」もおいしかった :: デイリーポータルZ 2020年正月はいつもより多く…

『習得への情熱』新しいことに挑戦し、それを極めることに興奮する人へ

『習得への情熱』(著:ジョッシュ・ウェイツキン) を読んだ。チェスチャンピオンから太極拳のチャンピオンへと飛躍の場を変えた人だ。「私が得意なのはチェスでも太極拳でもなく、新しいことを習得することだ」と言っている (原文のとおりではない)。新しい…

登戸での殺傷事件。マクロで社会的・中長期的な活動とともに、ミクロな襲撃対策を忘れない

川崎、登戸で児童らが襲撃を受ける、恐ろしい事件がありました。 www3.nhk.or.jpこれに対し「死にたいなら勝手に死ね」という、ややもするととってしまう姿勢・考え方そのものがこのような犯罪を生んでいるのだという記事を読み、自分は反射的にそう思ったり…

『「死」とは何か』イェール大学のウェブ公開講義をダウンロードして聴く

勝間和代さんのように Kindle をオーディオブック化して聴くというスタイルは、自分がやり始めても長続きしないだろうと感じていた一方で、耳のみが空いている状況ではガンガン勉強するという生活スタイルは取り入れたいと考えていました。そこで自分にあっ…

良い体調を維持するための実践事項と考え方

良い体調確保と維持のために試行錯誤する毎日です。そうする中で、「間違ってはいないだろう」と体験したものをリストアップしました。 体調が完璧などという日はないと考える。 その日の体調で出来る最大のことと、翌日をより良くするために出来る最大のこ…

人と人との関係性を社会科学と哲学の枠組みで冷静に捉える:『友だち幻想』菅野仁

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)作者: 菅野仁出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03/06メディア: 新書購入: 12人 クリック: 88回この商品を含むブログ (35件) を見る題名の「友だち」だけでなく、親子関係や先生・生徒の関係といったあらゆる人間関係を…

山本昌さんの講演(2017年秋)でメモした金言を共有する

今日(2018年5月30日)、山本昌さんが紹介されている記事を読みました。sportiva.shueisha.co.jp私は野球はやらないし観戦もしませんが、山本昌さんのことはたまたま観たNHK「プロフェッショナル」で、「心技体のどれが一番大事だと思いますか」という問いに…

勉強する意味を子供に問われたときのために

「勉強はなんのためにするの?」と自分の子供に問われたときのために、今のところ次の答えを用意しています。 将来、君が何かをやりたいと思ったときに、それを実現する最初の一歩を踏み出しやすくするため この観点では、運動能力を伸ばしておくのも同じく…

未来と他人という、分かり得ないものに向きあうことがエンジニアリング:『エンジニアリング組織論への招待』広木大地

【追記 2018.11.09】 本書の出展、参考文献を調べ公開している人がいないかと検索していたら、目的は達成されなかったものの、自分のamazon 書評が2018.11.09時点でトップコメントになっていました。ありがとうございます。 Amazon.co.jp再読しながら、出展…

検索・調査のコツ: 信頼性の高い情報に辿り着くために

ここ数年間、インターネット上で得たい情報に辿り着くことが非常に難しくなったと感じます。調査力、疑う力が試される時代です。『図書館のプロが教える〈調べるコツ〉(浅野高史)』『知的複眼思考法(苅谷剛彦)』で得た知恵を思い出しつつ、調査・検索のコツ…

私の考え方を作り上げてきた、大事な本リスト:キーワードは「複眼的」「モノサシ」

本の選出理由:「複眼」+「モノサシ」=「教養」 自分に教養を与えてくれた本、という呼び方をするのは簡単です。しかしこれでは何か良さそうな雰囲気を感じるものの、教養とは何を指すのか人によって異なるだろうし、教養という言葉では迫力が足りないと感じ…

読書の効果的な方法は、自分の頭で考えること:『読書について』ショーペンハウアー

書店の平積みを眺めると読書術、多読のすすめ、私はこういう本を読んできた、など読書ハウツー本が多くあります。読書の方法論ばかり読んで肝心の読書をしなくては本末転倒ですが、一つ読むとするならば『読書について』(ショーペンハウアー、鈴木芳子・訳 …

やり始めたら、もう半分終わっている:やる気と質とタイミングのジレンマを解決する

「やり始めたら、もう半分終わっているよ。」妻から言われた言葉。 何事も、やり始めることが一番難しい。何かと言い訳を探してやらないように仕立てているのです。 やってみると、大して大変でなかったことが分かる。やってみると、ものすごく面白いことだ…