持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

外食・レストランの満足度(評価)を分解する

外食での満足とは何なのか、という疑問

「今日の外食は、とても満足だった!」というとき、誰かに紹介したくなるけれども、いったい自分は具体的に何に満足しているのだろうか。これが明確なら、友人知人に紹介する際に何が良いのかを伝えられるのではないかと思い至りました。

 食べログでは、一見して評価が分かるためになのか、評価項目を分けていません。その結果、「このお店は何が良いのか?」とレビュアーのコメントを細かく見る必要が生じていました。(食べログ上の評点と自分の満足度は一致しないことが多いので、そもそも参照する機会が減っていたのですが、それは食べログが孕む別の問題。)

 ということで、自分なりに「外食・レストランの満足度」を分解しました。

外食・レストラン満足度の項目分解

項目 評価のポイント
美味しさ 「自分では作れない感」、食感、温度
満腹感 多ければ良いというものではないが、八分目は欲しい
活気 or 落ち着き どちらを求めるのかは、お店による
清潔感 活気/落ち着き、どちらの場合も重要
店員さんの接し方 気付き度合い、笑顔、挨拶
サービスのタイミング 早ければいいというものではない
メニューの品揃え 旬の食材を使っているか、真のオススメを見つけ易いか
待ち時間 or 予約の取りやすさ 予約可・不可による
子連れへの優しさ 子供を持つとこれは外せない
値ごろ感 コスパという言葉は嫌いです。「思ったより安い感」

 どれも主観的ですが、特に「美味しさ」は他人の評価が当てにならないことが多いです。従ってここでは、比較的冷静に判断できるであろう「自分では作れない感」「食感」「温度」を重視することにします。

「体験」をいただいている

 分解した結果を見て分かるのは、良い外食・レストランでは食だけでなく体験をいただいているということ。家の食事では得られないものを求めているのですね。

 今後、これらの項目で「ここはぜひとも食べに行ってほしい!」という外食・レストランを紹介していきます。

信憑性(しんぴょうせい)は「薄い」ではなく「低い」が適切だろう

【修正 2019.04.26】記事作成時点で参照していたウェブページへのリンクが切れていたので、別のサイトへのリンクに交換しました。


信憑性は「高い」「低い」が自然

「信憑性(しんぴょうせい)が薄い」という表現は、適切なのでしょうか。
「薄い」を用いている例は多く、goo辞書(デジタル大辞泉引用)にも引用されています。
dictionary.goo.ne.jp

一方で「信憑性が濃い」と表現するかと考えてみると、「信憑性が高い」という方がしっくりきます。
言語学的な根拠はありませんが、

  • 信憑性が高い <--> 信憑性が低い
  • 信憑性に富む <--> 信憑性に欠ける

の2セットが適切であるように感じます。

信憑性と信頼性

信憑性の類語であるように思える「信頼性」という言葉の用法を、簡単な調査*1のうえで分類すると

  • 情報:信憑性
  • 物や仕組み:信頼性*2
  • 人:信頼…「信頼できる」「信頼に足る」

参考になさってください。

*1:以下のサイトが参考になります 「信憑性」の意味と使い方・例文・「信頼性」「真実性」との違い。現役記者がサクッと解説! - Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン

*2:信頼性という言葉は国語辞書(goo辞書及び三省堂 Web Dictionary)には掲載されていません。

フルマラソン完走のために重要な5つのポイント:30代会社員、0歳時の父の場合

2017年3月12日、長い間の目標でありながら達成できていなかったフルマラソンを遂に完走しました。タイムは4時間40分台。目標の4時間30分には若干及ばなかったものの、怪我なく完走することができました。

振り返って、私の経験から「完走のためにこれは重要だ」と言える5つのポイントをお伝えします。
ぜひあなたもフルマラソンに挑戦しよう!

目次

  • フルマラソンとハーフマラソンに、まず登録する
  • ウォーキングをナメてかからない、特に運動経験あるアナタ
  • やる気、フォーム、練習メニューのための本を揃える
    • やる気 : 小出監督の『知識ゼロからのジョギング&マラソン入門』
    • フォーム:『金哲彦のランニング・メソッド』
    • 練習メニュー : 『金哲彦のマラソン練習法がわかる本』
  • 身体が痛くなったら、何か違うことを試みる
  • 家族の協力を得るために、長期的な計画を説明する
  • 最後に
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写真をイメージどおりに印刷したい:モニターとプリンターの色合わせ(キャリブレーション)

【2019.01.05 追記】
以下の環境で再び色のキャリブレーションを行いました。
MacBook Proの内蔵Retinaディスプレイ及び外部接続のEV2450ともに、感覚的に色温度がやや高め(温かめ)の結果になった印象です。その結果、当然ながら印刷結果はやや冷たい。印刷結果の冷たさについては画面と横並びにして比較しないと気づかないほどなので、このままでも良しとしてよいレベルではあります。
対策が分かりましたら記事を更新します。

現像ソフト Adobe Lightroom Classic CC
PC(Mac)本体 MacBookPro14,1 (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports))
OS Mac OS 10.14.2 Mojave
内蔵モニタ Built-In Retina LCD
外部モニタ EIZO FlexScan EV2450
モニタキャリブレーションツール X-Rite i1 Display Pro
プリンター Epson EP-30VA
プリント用紙 Epson 写真用紙 クリスピア
結果 モニタの色温度が高めに出ている印象



デジタルカメラでRAWモードで写真を撮影し、パソコン/Mac 上の現像ソフトで現像し、家で印刷する。「写真を趣味にしてます」と言えるほど写真を撮る目的で出かけるということはないけれど、旅行の写真や家族の写真をきれいに撮影して印刷して残したい。そんな人向けの記事です。

ベストな方法ではないことが分かったうえで、同じような境遇の人に少しでも助けになればと思って記事にしました。
お金をかけないでより良い方法が見つかったら、更新・追記します。

目次

はじめに:環境、全体の流れ

モニタ表示どおりに印刷することは難しい

デジタルカメラで撮った写真を自宅でプリント(印刷)するとき、モニターに表示されているとおりに印刷することはとても難しいです。かと言ってカメラのキタムラなどで印刷してもらっても、イメージどおりにできない場合が多いです。

自宅で印刷するデメリット(設備費用、手間、印刷コスト)を十分に理解したうえで、それでも自宅で印刷したい。そんな場合に重要となるのがモニターとプリンターの色校正(キャリブレーション)です。私の設備環境で「まあ、これなら良いでしょう!」となった調整結果が誰かの助けになればと思い、記します。

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やり始めたら、もう半分終わっている:やる気と質とタイミングのジレンマを解決する

「やり始めたら、もう半分終わっているよ。」
妻から言われた言葉。

何事も、やり始めることが一番難しい。何かと言い訳を探してやらないように仕立てているのです。

 

やってみると、大して大変でなかったことが分かる。やってみると、ものすごく面白いことだったことが分かる。

そのときにはもう、半分終わっているのですね。

 

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