持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

「佳境に入る」は「とても忙しくなる」ではなく「面白くなる」という意味

「佳境に入る(いる・はいる)」という表現、ややもすると「とても忙しくなる」という意味で使いがちです。

  • ◯◯プロジェクトが佳境に入っているなかお手数ですが、〜〜の手続きをお願いします。

様々なレファレンスに当たりました(この記事の後半に記載)が、この用法は不適切と言わざるを得ません。元来「佳」という文字が「よい」という意味を持っていることからも類推できるように、「面白くなる」というポジティブな意味を持つ言葉なのです。

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男用のダサくない長靴(雨用、雪用)としてAIGLEエーグル・レインブーツがある

2018年1月22日から23日にかけて、大雪となりました。都心で20cm 積もったとNHKが報じていました。

さて、こんな都心での慣れない大雪の時や、台風のときに欲しいのは、ふくらはぎくらいまであってすべりにくいレインブーツです。しかし、男性用で、あまりダサくないものというのは驚くほど見つかりません

そんななかでも、実物を比較して選んだのが、エーグル AIGLE のレインブーツ。ペダック pedaqのインソールを入れるとブーツの中で滑りにくくなり、相性が良いです。

[エーグル] レインブーツ ブラウン EU 44(27.5cm)

[エーグル] レインブーツ ブラウン EU 44(27.5cm)

天然ゴム製なので、感触がなんとも言えぬ気持ち良さです。履いたらそんなに触るものではありませんが、こういうところが愛着を感じるには重要です。

なお、「ハイカットの登山靴を履く」という選択肢もあると思います。私はとても重く靴紐結びが重労働な登山靴しか持っていないため、大雨大雪さらには土いじりのときにこのブーツが役に立っています。

靴紐の結び方:普段は高速かつほどけにくい「イアンノット」、ほどけやすい靴紐には「イアンのセキュアノット」

靴紐は「ちょうちょ結び」で結ぶ方が多いと思いますが、私のオススメは次の2つ。この2種類で私は事足りています。

ところで、靴紐の結び方・通し方についての一次ソースと考えられるサイトが英語であるせいか、日本語のまとめページではリンクすら貼らない無断利用が目立ちました。そのIanさんのページを読み、リンクの貼り方ガイドラインに則って参照させていただきました。

Credit belongs to Ian's Shoelace Site.

  • 普段遣いに最適な、高速かつほどけにくい「イアンノット」"Ian's Knot"
  • ほどけやすい靴紐には、少し手間がかかるが驚くほど緩まない「イアンのセキュアノット」"Ian's Secure Knot"
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最寄駅の時刻表を、スマートフォンの裏と透明ケースの間に挟んでおくとすぐに見える

朝と夜の通勤で時刻表を調べるとき、

  1. 乗換案内アプリ
  2. 時刻表ボタン
  3. 最寄駅選択
  4. 時間帯探す

という手順はあまりにまどろっこしい。そこでオススメなのが次の方法です。

  1. 駅で、小さい時刻表をもらいます。
  2. 自分がよく調べる時間帯は限られているはずなので、その部分を切り取ります。
  3. 携帯電話・スマートフォンの裏と、透明ケースの間に挟みます
  4. すると、アクセスがすぐに出来るうえ、視認性がとても高くなります。

私のように、携帯電話のバッテリーをよく切らしてしまう(というより充電を忘れる人)には有用な手法だと思っています。

クラシック音楽ファイルのタグの付け方で「自分ルール」を定めることで、迷わなくなる

クラシック音楽をCDからリッピングするなどしてPC/Macに取り込むとき、インターネット上のデータベース任せで曲名やアーティスト名を自動的にタグ付けすると、自分のライブラリなのにどこに行ったか分からなくなってしまいます。

この記事ではクラシック音楽のファイルに付けるタグは、自分ルールを作り、それに従って忠実に入力しよう」という提案をしています。どんなルールでも良いのですが、ブレずに徹底することが大切です。そうすると自分のライブラリからすぐに見つけられますし、次にリッピングするときも迷わず機械的に入力できます。私は以下に示すルールで統一していますので、参考にしてください。

  • まず「タグ」とは
  • ルールづくりでの重要点
  • ジャンル Genre
    • ポイント
  • アルバムタイトル Album title
    • ポイント
  • アーティスト artist
    • ポイント
  • 作曲家 Composer
    • ポイント
  • トラック名 Track name
    • ポイント
  • (参考)この記事で参照した録音音源
    • Mahler: Symphony No.2 - Simon Rattle; Berlin Philharmonic
    • Beethoven: Piano Concertos No.1-5 - Maurizio Pollini, Claudio Abbado; Berlin Philharmonic
    • Brahms: Symphonies No.1-4 - Seiji Ozawa; Saito Kinen Orchestra
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