持つべきものは妙なこだわり

執着もいずれ愛着に変わる

一人では無理

 昨日、ライブでThe Brand New Heavies(TBNH)のコピーをやりました。
 率直な感想として、すごい楽しかった。

反省

 あまりにもノリすぎて、いくつかバカなミスをしてしまった。楽しいのはいいんだけれど、やっぱり聴いている方としては上手くないと聴きたくなくなるわけで。そこは反省。
 あと、やっぱりキーボードという楽器がまだわかっていない。自分の楽器を買えばいいんだろうけど、家に置く場所がない、演奏機会はそこまで多くない、ピアノがもったいないくらい良すぎる、の三拍子で買うふんぎりがつかない次第です。
 他にキーボやってる人の演奏聴いて、ああ、自分はだめだなあ、と思った。もっと自在に音を作れるようになりたい。
 決してピアノがうまいってわけでもないけれどね。

良い点

 ライブ中に自分の音、メンバー全員の音を聴きながら演奏できたのは自分にとって大きな成長。昔はかなり自分勝手でした。演奏中に、「いま突っ込みすぎてるな」とか気づけたのはちょっとした感動。
 演奏中に笑顔でいられたのもよかった。やっぱり、笑いながら演奏している人を見ると、聴いている側も楽しくなってくるのをよく知っているから、そこだけは心がけるようにしました。(真面目な顔して渋さを出せるほどうまくないわけだし。)
 演奏中に全員と目を合わせて微笑みあえなかったのは残念。すっごい視線送ってたんだけど笑

TBNH

 自分には未知のジャンルの音楽だった。アシッドジャズは。もちろん聴いたことはあったけれど。
 音符の数やテクニックという点では、すごい簡単なほうだった。はや弾きやアドリブはなかったし。
 けれど、その中でグルーヴを出すというのが驚異的に難しかった。そういう意味で、いままでやった中でかなり難度の高いネタだった。
 しかしまた、それがとても勉強になった。リズム感をバンド全員で共通に認識して、合わせる。その大切さが見にしみてわかるようになった。

総括

 練習から食事からライブまで、何から何まで非常に楽しいバンドでした。こんなにいいメンバーなんだから、最高の演奏をしたいと思って練習してきたけれど、至らないところがすごい多くて悔しい。最高に楽しかった反面、悔しい点もすごい多かった。
 でも何より、やっぱり音楽ってのは一人じゃだめなんだな、とつくづく感じた。ソロだって、聴いてくれる人がいてはじめてできるわけだし。その場にいる人全員で成り立つのが音楽なんですね。
 それにしても、いい経験ができました。みんな、ありがとうございました。

失敬

 長々とつまらない文章を失礼しました。