持つべきものは妙なこだわり

執着もいずれ愛着に変わる

『凡人が天才に勝つ方法』つんく♂ - 伊達ではないプロフェッショナリズム

つんく♂の note を以前読んでおり、この「三すくみ」構造を完全に納得できたわけではなかったが、この人の「プロの定義」が具体的でありそれこそプロフェッショナルであることに驚いた記憶が鮮明だった。
note.tsunku.net

本書でも以下のように示されている。

プロの条件

  • 安定的に供給できる
  • ある程度、質を保てる
  • 相手の細かい要望に応えられる
  • 市場が求めるものを提供できる

(初版, p.169)

これを思い出し、本書を手に取った。うんうん、と唸るポイントはいくつもあるが、特に読書録の形で残しておこうと考えたのは次の2つだ。

「悔しい!自分でも出来たかもしれないのに!」とつい思った出来事に自分が燃える何かのヒントが潜んでいるから敏感になろう、記録しておこうと思った。これは「好きを掘り下げよう」「勝手にライバル心を持とう」を自分に有効なように混ぜた形のものだ。

もう一つ、コラムの形で示されていた「三時間超集中法」を実践したところ、とても有効だった。準備、助走の時間とクールダウンの時間を取り、これを無駄な時間ではなく重要なフェーズと考え、超集中する30分を作り出す。実際にやってみたところ、自分に合っている方法だった。