持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

焼肉は後悔のはじまり

 中国旅行、研究室旅行行くまでに終わらないです。すいませんね。


 今日はIで君、Hけん、Hたまんと上野へ焼肉だぜベイベー!昼なら1050円で食べ放題だYO!
 しかしもはやこれは食事ではなく、60分間の闘いなのだ。口を利いてはならんのだ。というか自然に口を利かなくなるのだ、必死すぎて。
 久しぶりはうまかった!肉うまい。すばらしい。ただ心残りはソフトクリーム作成機が故障していたことだ。あまりにもうちらが過剰に出しすぎるので妨害策に出たらしい。
 ふっ、つまらぬ抵抗を。


 焼き肉は後悔のはじまりとはよく言ったものだが、今回はそこまで後悔せずに済んだ。胃の中は比較的平和だ。双方大した損害なく平和交渉へと持って行けたようだ。
 45分たったところでデザートへ移行。ペース配分もばっちりじゃないか、やるなおれら。
 ここでIで君の本性が現れた。奥底に秘めていたアイスクリーム大魔王が現れたのだ。名前が幼稚すぎるとかそういうことはもはや問題ではない。大量に肉を食べたうえに二個もアイス食べているではないか。しかも
Iで君:「もう一個・・・ああでも1分半じゃきついか」
とのたまわれり。
 さすがIデビルの別名を持つだけある。自分はその肉焼き具合管理の徹底さから焼肉大明神とIぬい氏に命名されて久しいが、さすがの大明神も大魔王には頭が上がらなかった。しかもアイスクリーム大魔王だ。おそれおおい。


 しかし世の中は広く、上には上がいた。


 隣でも焼肉を食べていた筋肉質な青年がいた。肉のついでに肌も焼いてしまったのか、健康的な色をしている。皿二枚を肉と野菜で大量に盛って席に戻ってきた。私たちは、彼が相方を待ちきれず食べ始めたのだと思っていた。


 しかしいつまで経っても相方は来ないのだ。
 しかし皿の上の肉は次々と消滅していくのだ。
 衝撃的なショーを目の当たりにしてしまった。1050円のもとは完全にとれたと言っていい。

おまけ

 帰る途中、上野駅正面の交差点で何やら、何かを拾う動作を繰り返すおばちゃんと青年。

 
 っておいおい、今赤やんけ、車バンバンとおっとるがな。


 おばちゃんは車の間を縫うようにして歩道に到着。
 しかし青年は拾うことをやめようとしない。というか何を拾ってるんだ、全くわからない。
 しかしようやくあきらめたのか、少し横にずれてじっとしている。


Hけん「ちゃんと安全地帯にはいっとるな」


 安全地帯の使い方を再認識できた。

ひさびさ用語集〜登場人物編〜
Iで君
研究室同じ。酔うと予想GUYな行動に出るため、「Iデビル」の別名を持つ。謎多きバイオリニスト。
Hけん
おそらく登場頻度NO.1。おめでとう。彼が坊主をやめるとき、このブログは終わる。要するにこのブログは終わらないということだ。
Hたまん
初登場。その細身の身体には、ほか弁から揚げ弁当すらきついというのに、今回は奮起して焼肉ツアーに参加してくれた。ありがとう!
Iぬい氏
焼肉のときに野菜を食わず肉しか焼かない邪道な男。現在渡米中。