持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

サクラサク

 本郷通りは、サクラサクキャンペーンが本年も開催されております。センターから国立の二次試験のころまで、去年あたりから開かれるようになったようです。しかし今年はかなりバージョンアップというか人員が強化されているようで、本郷通りに人がたくさん立っててキットカット配っております。しかも商店街ではおしるこがただでもらえると宣伝している。ということで、研究室のedevilとおしるこもらいに行ってまいりました。わざわざ。
 まずそのアルバイトの多さにびっくり。そしてすぐさま客の少なさにびっくり。誰もおらんわ。
 まずは念願のおしるこ。ちなみに関西ではおしることは言いません、おぜんざいです。まあそんなことはいいとしまして、おぜんざいと言えばお茶碗のような容器を自然と予想していたわけですが、そこには紙コップが。まあたしかに、大量に配るとなるとそれが都合いいのだろう。それは分かった。でも、

 あの量は雀の涙の基準すら満たしていませんよ。

 しかしせっかく善意で(?)やってくれている企画に文句を言うわけにはいかず、シールにお願いごとを書いて、キットカット(さくら味)を獲得。そして、すぐさまよってくるバイトのねえちゃん。まあ仮に桜子とします。桜咲くだし、サクラでもある。

桜子「こんにちは〜〜!!!」
自分「はいこんにちは」
桜子「何か祈願することありますか?」
自分「祈願ですか。うーん、現在留学準備中でして。。。」
桜子「おおおおっ!?それじゃあ祈願してもらわないといけませんね!どうですか?」
自分「おおっ。どのように祈願していただけるんですかね。」
桜子「あんな感じです。」 (前にいる親子(おそらく受験生の家族)を指差す。)

 そして祈願開始。

 こ、これは、


 恥ずかしい笑

 簡潔に説明いたしますと、応援部の応援のようなものをバイトの人たちがちょっと照れくさくやっているわけです。そっちが照れくさそうだからこっちも恥ずかしいんじゃ。
 前の親子の祈願は終わったようだ。
桜子「さあ、次は留学成功祈願でぇええす!」
一同「おおおおぉぉおおおっ!」
自分「ほ、ほんまにやるんですか」
一同「あ、ちょっとお待ちください」
 と、前の親子が記念写真。
 ここぞとばかりに逃げてきました。前の人のを見ただけで成功しそうな気になったのです、ありがとうございました。
 その後神社の壁(わざわざ設置してある)に祈願シールを張り、祈願。日本の神様も留学のようなお願いだとアメリカの神様と交渉するんやろか。

設計、製図

 自分は162人乗りのでかめの飛行機なので早め早めに製図しているわけですが、それにしてもみんな来なさすぎではありませんか。まあたしかに先生がこないと疑問点が多いというのもあるけれど、見ていない人が多いぞ。自分の席の対面のI君と寂しく製図していました。
 エンジンの後ろにフラップが来ていてあえなく設計やり直しが判明したり、インボードエルロンの設置を忘れていたり、とまあマニアックな間違いが発見されましたが、なんとか機体を変更して回避。そんなことをしながら
I君「華麗なる一族のキムタクはあの時代にあってへんやろ」
自分「たしかに」
I君「白い巨塔のときと西田敏行まったくおんなじ役やんか」
自分「でも、今回は叔父やないかな。義理の父でなくて」
Ⅰ君「そうなんか。さすがに西田敏行から長谷川京子は生まれへんか」
などというたわいない話をしていましたが、やっぱり西田敏行ハセキョーの父親やってました。間違えましたすまぬ。