持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

トロフィーワイフ

 そろそろ実験と思ったら、使えると思っていたジグがよく見たらねじ穴の位置がかなりおかしいことになっていて作り直しを余儀なくされてしまいました、みなさんいかがお過ごしでしょうか。たまには研究関係の話も書いておかないと遊びほうけているように見えますからね、牽制球一塁に投げとかんと。
 さて先日先輩たちと話していて話題に上りました、トロフィーワイフという言葉・概念。ネットで検索すると、「成功した男が糟糠の妻を捨てた後に手に入れるステータス妻」といった意味だそうだ。糟糠の妻という表現を久しぶりにきいた。そのときは「糟糠の妻を捨てた後に」というところをふまえなかった議論だったけれど、この要素を入れるとまた議論は変わってきます。
 日本の技術の結晶、電子辞書にはトロフィーワイフはありませんでしたが、トロフィーキッズという言葉があった。家庭を対外的に印象づけたい親によって、きれいな服を着せられたり、家庭教師をつけられたりして、飾り物の役目をさせられる子供だそうだ(デジタル大辞泉)。トロフィーとはちょっと違うけれど、自分が好きだからと言って子供まで茶髪にそめる親は信じられぬ。