持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

2018年も使い倒すだろう、2017年に買って良かったもの(その一)

【2018/01/05 Bluetoothイヤホンを追記しました】
明けましておめでとうございます。
2017年発売でないものがほとんとですが、昨年購入して「この品物は納得。2018年も使い倒すに違いない!」と確信したものを紹介させてください。

何故紹介するかというと、

  • この製品を作った人たちは素晴らしい。ぜひその素晴らしさを讃えたいし、他の人にも伝えたい。
  • 使っている人を見かけて「僕も使ってます!これ、良いですよね!?」と分かち合いたい。
  • みんなに広めて少しでも多く買って使ってもらうことで、世の中を(僕が思う)素晴らしい製品で満たしたい

という想いがあるからです。

アフィリエイト設定されたリンクを載せているのは、あくまでその製品のページに到達しやすくするためです。気に入るものがあったら、改めて検索したりAmazonアプリで直接買ったりしてくれてOKです。

ではまず、デジタル機器・食まわりから。

  • パソコン周辺・デジタル機器
    • プリンター:EPSON EP-30VA
    • Mac miniホルダーとして:FANTASTISKナプキンホルダー
    • ワイヤレスBluetoothイヤホン:Sound Peats
    • 電動コーヒーミル:ボンマック(bonmac)コーヒーミル
    • オフィス用保温マグ:サーモス(thermos)保温マグカップ
    • 水:サントリー奥大山の天然水
  • その二へ続く

「その二」もどうぞ↓
covacova.hatenablog.com

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機械式時計が1分以上進む(速くなる)ときは磁気帯びを疑おう

【2018.04.23 追記】「コンプリート」さんの所在が分かりにくい書き方だったので、追記しました。


機械式時計を使っていて、オーバーホール(本格的な修理)に出すほど年月が経っていないにも関わらず1日あたり1分以上進む(速い)場合は磁気帯びを疑いましょう

私はそんなことも知らずに、「婚約祝に買ってもらってから2年ちょっとなのにもうオーバーホールかあ…」と悲しくなっていました。
機械式時計の修理屋を探すべく検索・調査を進め、相見積もりを取るべくウェブサイトのフォームやメールで時計の品名と症状を伝えているうちに、返答いただいた内容で「磁気帯び」という原因があり得ることを知りました。

磁気を取る「脱磁」「消磁」だけであれば少額かサービス(無料)で修理していただける修理屋さんが多いようです。

今回は、最も迅速かつ丁寧に答えていただいたコンプリートさん(東京、新宿)に直接伺い、直していただきました。
http://complete-watch.com/

スマートフォン、パソコンなどの真上・直下に置くと磁気帯びしてしまうとのこと。10cmでも離していれば問題ないようですが、きっと鞄の中で触れ合ったか、迂闊にMacbookの上に置いてしまったかのどちらかだと思います。

なお、消磁したら若干遅れ気味だということが分かったため「あまり悪くならないうちにオーバーホールを考えてください。部品交換が必要にならないように」とアドバイスを受けました。
修理店舗に伺って話を聞いて良かった…オーバーホールも1年以内にお願いしたいと考えています。

私の考え方を作り上げてきた、大事な本リスト:キーワードは「複眼的」「モノサシ」

本の選出理由:「複眼」+「モノサシ」=「教養」

自分に教養を与えてくれた本、という呼び方をするのは簡単です。しかしこれでは何か良さそうな雰囲気を感じるものの、教養とは何を指すのか人によって異なるだろうし、教養という言葉では迫力が足りないと感じるのです。「僕の血と肉になった本たち」が語感としては近いのですが少し血腥いので、リストにある重要な二冊の題名から言葉を拝借して

『考え方を複眼的にし、モノサシを育ててくれた本たち』

と呼び、ここにそのリストを紹介したいと思います。

「複眼的」とは、世の中をいかに多くの切り口で、異なる価値観の元に、多面的に考えることができるかということ。
「モノサシ」とは、ある切り口での尺度が正確か、根拠をもっているか、ということ*1

本のリスト

このリストは、私が新しい切り口とモノサシに出会うたびに更新し、個々の書評を書いていきます。
分類名は「日本十進分類法」を参考にして定義し、それぞれの本を私の判断で分類しています。並び替えのためのツール程度にとらえてください。

最終更新:2017.11.14

タイトル 著者 出版社 分類 記事
知的複眼思考 苅谷剛彦 講談社+α文庫 1_哲学・思想 -
嫌われる勇気・幸せになる勇気 岸見一郎 ダイヤモンド社 1_哲学・思想 -
読書について ショーペンハウアー 光文社古典新訳文庫 1_哲学・思想 -
はじめての現象学 竹田青嗣 海鳥社 1_哲学・思想 記事へ
イデアのつくり方 ジェームズ・ヤング TBSブリタニカ 1_哲学・思想 -
哲学のモノサシ 西研・川村易 NHK出版 1_哲学・思想 -
銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイヤモンド 草思社 2_歴史 -
ことばと国家 田中克彦 岩波新書 3_社会科学 -
ファンダメンタル投資の教科書 足立武志 ダイヤモンド社 3_社会科学 -
進化と人間行動 長谷川寿一長谷川眞理子 東京大学出版会 4_自然科学 -
数学ガール 結城浩 SBクリエイティブ 4_自然科学 -
生物と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社現代新書 4_自然科学 -
仕事をつくる 安藤忠雄 日本経済新聞出版社 5_技術 -
自分の中に毒を持て 岡本太郎 青春出版社 7_芸術・スポーツ -
新インナーゲーム W.T.ガルウェイ 日刊スポーツ出版社 7_芸術・スポーツ -
西洋音楽史 岡田暁生 中公新書 7_芸術・スポーツ -
西洋美術史入門 池上英洋 ちくまプリマー新書 7_芸術・スポーツ -
深夜特急 沢木耕太郎 新潮文庫 9_文学 -
李陵・山月記 中島敦 新潮文庫 9_文学 -
カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫 9_文学 -
罪と罰 ドストエフスキー 光文社古典新訳文庫 9_文学 -
春琴抄 谷崎潤一郎 新潮文庫 9_文学 -
金閣寺 三島由紀夫 新潮文庫 9_文学 -
蒼穹の昴 浅田次郎 講談社文庫 9_文学 -
塩狩峠 三浦綾子 新潮文庫 9_文学 -
沈黙 遠藤周作 新潮文庫 9_文学 -

*1:それぞれ『知的複眼思考(苅谷剛彦)』『哲学のモノサシ(西研)』での定義を拝借しつつ、自分なりの考えを加えた

(Mac)EP-30VAドライバインストール:うまくいかない場合は「システム設定」で削除後に追加

新しいプリンター、EPSON EP-30VAの導入に一苦労しました。「印刷ダイアログの設定メニューが少ない」「Photoshop Lightroomカラーマネジメントプロファイルを選択できない」という2つの問題を解決する方法がEPSON公式ページからは分かりなかったのです。解決方法は単純でしたがウェブ上に情報が不足していたため、同じように苦労する人を出さないために問題と解決策を示します。

ポイントは、「インストール後にプリンターを一旦削除して再び追加する」です。

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カメラの露出、絞り値(F値)、シャッタースピードの関係を知ってイメージどおりの写真を撮る

カメラを少し使いこなせるようになると、絞りを開いて背景をボケさせたり、シャッタースピードを変えて噴水を糸のようにしたりすると思います。ある程度までは優秀なカメラが頑張ってくれますが、カメラの自動機能が追いつかない状況があります。そういうときに思ったとおりの写真を撮るためには、露出・絞り値(F値)・シャッタースピードの関係を知らなくてはいけません。ISO感度も重要な要素ですが、ここでは一旦横に置いておきましょう。

誰にでも誤解がないように分かりやすく、と書き始めましたがどうしても数学的な表現を使わずには正確に書けませんでした。毛嫌いせずに読んでいただけたら嬉しいです。

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