持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

外食・レストランの満足度(評価)を分解する

外食での満足とは何なのか、という疑問

「今日の外食は、とても満足だった!」というとき、誰かに紹介したくなるけれども、いったい自分は具体的に何に満足しているのだろうか。これが明確なら、友人知人に紹介する際に何が良いのかを伝えられるのではないかと思い至りました。

 食べログでは、一見して評価が分かるためになのか、評価項目を分けていません。その結果、「このお店は何が良いのか?」とレビュアーのコメントを細かく見る必要が生じていました。(食べログ上の評点と自分の満足度は一致しないことが多いので、そもそも参照する機会が減っていたのですが、それは食べログが孕む別の問題。)

 ということで、自分なりに「外食・レストランの満足度」を分解しました。

外食・レストラン満足度の項目分解

項目 評価のポイント
美味しさ 「自分では作れない感」、食感、温度
満腹感 多ければ良いというものではないが、八分目は欲しい
活気 or 落ち着き どちらを求めるのかは、お店による
清潔感 活気/落ち着き、どちらの場合も重要
店員さんの接し方 気付き度合い、笑顔、挨拶
サービスのタイミング 早ければいいというものではない
メニューの品揃え 旬の食材を使っているか、真のオススメを見つけ易いか
待ち時間 or 予約の取りやすさ 予約可・不可による
子連れへの優しさ 子供を持つとこれは外せない
値ごろ感 コスパという言葉は嫌いです。「思ったより安い感」

 どれも主観的ですが、特に「美味しさ」は他人の評価が当てにならないことが多いです。従ってここでは、比較的冷静に判断できるであろう「自分では作れない感」「食感」「温度」を重視することにします。

「体験」をいただいている

 分解した結果を見て分かるのは、良い外食・レストランでは食だけでなく体験をいただいているということ。家の食事では得られないものを求めているのですね。

 今後、これらの項目で「ここはぜひとも食べに行ってほしい!」という外食・レストランを紹介していきます。