持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

家計簿をつける・確認する目的を見直して、月次確認行為を効率化する

マネーフォワードMEを使用して家計簿をつけているが、漠然と確認することが増えてきたので、改めて家計簿をつける・確認する目的を自省し、毎月のチェックを効率的かつ意味のあるものにしようと考えた。

自分の場合、目的は以下である。

  • 何を買ったかの目視確認
    • 原則キャッシュレス、レシートはすぐ捨てる、クレジットカード明細はペーパーレスとしているので月に1回は自分と家族の支出の目視確認の機会を設ける
    • 見覚えの無いクレジットカードの利用が無いことを確認
    • 購入品が分からないものはその通販サイトの購入履歴を確認してメモ欄に記載 (例:ヨドバシカメラ)
  • 予算内に収まっていたかの確認
  • 予算を大きく超過あるいは下回った場合の対策立案
    • 一時的なものか?挽回のための翌月予算を設定する
    • 生活スタイルの変化によるものか?ならば、予算を立て直す
    • 大きく下回っている場合、自動天引きしているインデックス型投資信託の金額増額を考える

これを踏まえ、以下の行為はやめることにした。

  • 税・社会保険料を支出として手入力
    • これらの額を意識するためにそれらを支出として手入力していたが、機械的な作業になって結局額を把握できていないことが分かったのでやめた。給与明細を凝視することで意識できるか、試行中する。
  • 月のサマリーをスプレッドシートに記載
    • マネーフォワードMEの無料プランでは1年前までしか遡れないので、サマリーをスプレッドシートに記載したいたが、これを振り返ることは今までになかったし上記の目的からも無意味なので、やめた。


以下は余談である。
私はマネーフォワードはサービス発足直後からのユーザーなのでよく分かるのだが、無料サービス範囲がどんどん小さくなっている。その一方、使い勝手がよくなったりサービス範囲が広くなっている印象を受けない。
私は上記のとおり、月次の振り返りを主目的としているため、有料プランへの乗り換えは今までもこれからも考えていないが、これ以上の無料サービス範囲縮小は困りものだ。

「Shift + マウスホイール」で横スクロールが役に立つ

横スクロール用のホイールが付いていないマウス (Logicool G304) を使用している。この機能がないことだけが不満で、MacBook 備え付きのトラックパッドだったり Magic Track Pad を併用してきた。
ふと、「Shift + ホイール」で横スクロールが出来ることを思い出した。Google Docs, Spreadsheet でもうまく動作する。

しばらくはこれを使い、主戦力になるかどうかを試していこうと思う。

関連エントリ

最近は Magic Track Pad を使わず、Mac Book 本体のトラックパッドを使用していた。
Logicool G304 は相変わらず愛用している。持ち歩きが面倒で、職場用と自宅用の2台を所有している。
covacova.hatenablog.com

ATOK for Mac で「ん」を「xn」で入力できるようにする (ローマ字入力カスタマイズ)

自分のタイピングを見直そうと、過去にEvernote保存した下記記事を読み直した。
隅野 貴裕・直伝!タイピングのコツ ~速く正確に打つ~ ミスなく打数を増やすには(1) | 第19回毎日パソコン入力コンクール

この連載記事で、「こんな」という日本語を "konnna" と打つと「こんあ」になりがちだが "koxnna" とするとミスが少なくなるという内容が紹介されていた。

ローマ字入力の工夫を試みようとしたところ、いま自分が使用しているMac - ATOK の組み合わせではたとえば「ん」を「xn」で入力することができないと分かった。環境設定を開いても該当するウィンドウが出てこない。あれこれ調べたが分からず、ふと環境設定以外のメニューを確認したら見つけた。ウェブ検索でも出てこなかったので、ここに記しておく。

Mac メニューバーにある「あ」の文字をクリックするとATOKメニューがずらりと並ぶ。そのなかの環境設定ではなく「キー・ローマ字カスタマイザ」を開くとそのメニューが出てくる。そこからは直感的に操作できるので説明は省くが、以下スクリーンショットを掲載しておく。

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メニューバーの「あ」をクリックした直後の画面。ここで「キー・ローマ字カスタマイザ」を選ぶ
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「ローマ字設定」を選ぶ
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左下のプラスボタンで、追加したいキーを追加。新しい名前のファイルで設定を保存するように求められるので、それに従う。

OnePlus 7T: パフォーマンスを犠牲にしないコストパフォーマンス。完成度が非常に高い超高速スマートフォン

OnePlus から出ているOnePlus 7Tを購入し、2週間前に手元に届いた。2週間ほど使用し、ほとんど不満を感じないその出来に大変満足している。
実は発売直後に BangGood という中国系通販サイトでクーポン割引購入していただが、待てど暮らせど届かなかった。とは言え、サポート窓口の対応は丁寧にメールベースでやり取りができたので、最終的な再送か払い戻し対応してくれそうだということで不安はなかった (中国語は話せないので英語でやり取りしていた)。発送から2ヶ月経っても届かないので、払い戻しを受け、クーポンなしでも少し安くなっていたAmazonマーケットプレイスで購入した。

Oneplus 7T (HD1900) Dual SIM256GB+8GB RAM (Glacier Blue/ブルー) SIMフリー/ 6.55インチ/ Warp Charge 30T/ Snapdragon 855+

私は60,980円で購入したが 2020/02/02(日)時点では67,500円で表示されている。結果的に購入タイミングがよかったのかもしれない。いずれにせよこの価格帯は驚異的だと思う。iPhone 11 Pro は高すぎるが、これははっきり言って安い。

購入の経緯、選択のポイント

iPhone SE -> Huawei P20 Lite -> Huawei Mate 20 Pro の順で使用してきた。Mate 20 Pro は所有ではなく試用というかたちだ。AppleAndroid 端末、コスト重視端末とハイエンド端末を使用してきた結果、以下のことが分かった。あくまで、自分の使い方に沿った評価ポイントであり、万人共通では無いことは了承いただきたい。

  • お金を払ってでもパフォーマンスを入手すべし。遅い端末はストレス以外の何者でもない。
  • コンパクトカメラを持ち歩かないいま、家族の写真や動画を撮影するためにある程度のカメラ・ビデオ、特にズーム性能が必要だ。
  • Mac / iPad ユーザだが、Appleスマートフォンでなくても不自由はない。唯一iPhoneで便利なのはAirDropで写真を共有する場面くらいだ。
  • 画面端がカーブしていなくてしっかり持てること、というのは結構大事。
  • Simejiの日本語音声入力のしやすさからAndroidを手放せない。

P20 Lite は、ほんとうに遅くてほんとうにストレスがたまった。 Mate 20 のサクサク感で、ここまで違うのかと感じた。一方Mate 20は画面のカーブが自分の手・持ち方に合わない。そういった経緯があった。
中途半端にお金をケチってストレスをためるくらいなら、お金 (ただし本来の意味でリーズナブルつまり理由が伴う価格) を払ってパフォーマンスを手に入れよう。そうして、Android 端末のパフォーマンスを比較していたところ、Antutu ベンチマークで上位を占めているOnePlusというメーカーを知った。
www.antutu.com

さらに調べると、ハイエンド機で日本ではマイナーなもの (たとえば、価格.com でランキングされないもの) は、日本のLTE / 4G 回線に対応していないものが多いことも分かった。自分は IIJ mio の docomo 回線であるため、その点での適合性も探り、Oneplus 7T のグローバル版に行き着いた。

良いところ、ほんのわずかにある悪いところ

2週間ほど使用した感想は以下のとおりである。

長所

  • 反応がとても高速。爆速と言っても過言ではない。ベンチマーキングの結果は嘘ではない。
  • 顔認証が超高速。速すぎて、通知の内容を見る暇がなく解錠してしまう。
  • 画面内指紋認証が高速かつ優秀(誤認識少ない)。Mate 20 Pro の画面内指紋認証は使いものにならなかったが、完成度が全く違う。
  • ハードスイッチとして鳴動・バイブ・サイレントが選択できるのは良い。ここをスイッチとして残したか!と感心している。
  • 3眼レンズによるズーム写真も良い。さすがにハイエンドコンデジ (私はCanon G7X) と比べるのは酷な話だが、実用には何ら問題ない。
  • ノッチエリアが小さいのでほとんど気にならない。

わずかな短所

  • 重い。画面の大きさによるのだから、これは仕方がない。
  • 電池の持ちが悪い(気がする)。定量的な比較はしていないが、他ユーザの評価でもこの点が唯一の欠点としてあがっていた。

まとめ

iPhone 11 Pro が11万円で売られているところ、6万円強で入手できたこのスマートフォンは本当の意味でコストパフォーマンスが高かった。パフォーマンスを犠牲にしないコストパフォーマンスである。

『まちの植物のせかい』拡大写真で新たな見方と楽しみ方を知る

出張中の本屋 (これもまた、くまざわ書店の一つ "ACADEMIA") で、テーマと拡大写真が面白そうだと購入した本が良かったので紹介したい。『まちの植物のせかい』著・鈴木純 である。

そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい

そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい

まちの植物観察をしようだとか、名前を知ろうだとかの本は他にも手に取ったことがあったが、この本は拡大写真が魅力である。おしべ、めしべ、実、種、つぼみ、拡大してみるとこんな造形をしているのかと非常に面白い。ルーペを買いたくなった (まだ購入していないが目星はついている)。

子供と公園で遊ぶ際、ついでに植物観察するのが楽しくなりそうだ。春が待ち遠しい。