持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

間接照明で視野に入る最も暗いところを1箇所明るくするだけで、暗い感じが大幅に軽減される

直接照明よりも複数の間接照明が目の疲労軽減・ストレス軽減に良いと複数方面から知ってはいたものの、「間接照明源は何個必要なのか?」が分からず、しばらく導入していなかった。

ものは試しと考えて1つだけ導入したところ、タイトルのとおり視野に入る最も暗いところを1箇所明るくするだけで、暗い感じが大幅に軽減されると分かりました。

自分の在宅勤務部屋は

  • 北向きで日当たり良好とは言いがたい
  • 昼は外の光 + シーリングライトを全灯。
  • 夜はシーリングライトを暖色に設定し、モニターの輝度を押さえる。これでもモニターの光だけが明るくて部屋が暗く集中しにくい。

という環境だった。

ひとまず夜の環境を改善すべく、モニタに向かって左側 (窓側) の暗いエリアにスタンドライトを置いてみた。すると、部屋全体は特に明るくなっていないが周辺視野が明るくなることで、かなり目に優しい状況になった。

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座ったときの視点から、直接電球が見えないように配置をするのが良い

他に比較したわけではないので、この商品がお勧めというわけではないが、悪くないという意味で下記リンクを貼り付けます。

電球なしモデル、電球あるがリモコン対応しないモデルもあるが、途中で買い足すのも面倒だしやらなそうなので、リモコン対応LED電球モデルにした。やはりリモコンでON/OFF, 調光できるのはとても良いというか必須だと思う。昼白色・暖色のあいだを無段階調光できるし、リモコンがないとONしないであろうちょっとしたタイミングでもONして光具合を調整できている。

「暗いな」とか、「光が白くて夜いやだな」というちょっとした悩みはどんどん解決していったほうが精神衛生に良い。
今度は、リビングの間接照明が昼白色の蛍光灯であるのを、調光可能なLEDに変更しようと考えている。

冬の多摩動物公園はすいていた:感染回避しつつ楽しめる快適な場所

昨日 2020年12月19日(土)、東京都立の多摩動物公園に行ってきた。とてもすいていて、コロナウイルス感染をなるべく回避しつつ外出・おでかけを楽しめる貴重な場所だと思った。言いたいことは、これである。

先月行こうとしたところ、秋の行楽シーズンで人が多かったのか土日は予約制であり、思い立った日に行けなかった。12月に入ってからは予約は不要になっている。正確かつ最新の情報は動物園のホームページ、Twitter を参考にしていただきたい。感染予防の理由の他にも、長期改修も行っていて見られない動物も多い。
www.tokyo-zoo.net

4歳、2歳の息子と4人家族で出かけて、楽しかったこと・工夫すべきことを記載しておく。

  • 昆虫園 (昆虫館) のなかに、蝶がたくさん舞っている大きな温室ドームが、とても楽しい。ひらひらとほんとうにたくさんの蝶が飛んでいる。動物園に来たのだから昆虫園は素通りする人もいるだろうが (前回来たときは私もスルーした)、ここはお勧めである。
  • 有名 (悪名高い?) だが、多摩動物公園はとても広く、そして坂道がとても多い。4歳の長男はほとんどを歩ききったが、2歳の子は厳しい。ベビーカーを持って行くか、正面入り口付近で500円で一日レンタルか、どちらか必須と思う。
  • 防寒対策はしっかり。太陽が当たると温かいが、陰るととても寒い。当たり前のことではあるが、毛布や上着、防止やマフラーなど、自分と子供の防寒対策をしっかりすべし。
  • レストランはそもそも少ないし、感染対策のため避けたいところである。お弁当を作ってもっていくのが良い。テーブルつきベンチは色んなところにあり、すいている。
  • 人は少ないとは言え、通路でのすれ違いはある。必ずマスクは持って行って着用すべきだ。トイレには備えつけの石けんがある場所もあるが、外出用手洗い石けんも持って行くべし。
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昆虫園の大きな蝶放し飼いドーム。動画の画面キャプチャであるため、蝶が舞っていることが伝わりにくい。
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トラが目の前を悠々と歩いて行くのを見ることができる。ここは良い。

ところで動物園に限ったことではないが、冬の外出時のお弁当にたいへん重宝しているのがサーモスの真空断熱スープジャーである。これを2本、あつあつの具だくさんスープなどを入れておけば、昼でも熱々の昼ご飯が食べられて寒くない。生活感あふれるタッパーと違って、中身が周りから見えにくいというのも良い。380 ml サイズ1個は、大人一人分には少し多いかなという感じ。大人1人+小さい子供1人には、380 ml がちょうど良いと思う。

サーモス 真空断熱スープジャー 380ml レッド JBU-380 R

サーモス 真空断熱スープジャー 380ml レッド JBU-380 R

  • 発売日: 2018/08/21
  • メディア: ホーム&キッチン

まとめて立てるギタースタンドで部屋をすっきりさせた

今まで、一本ずつ正面を向いて立てるタイプのギタースタンドを使っていた。
www.soundhouse.co.jp


最初はアコギ一本しか持っていなかったからであるが、今やアコギ・エレキギターエレキベースの3本になって、結構な場所をとっていた。
そこで、まとめて横向きに立てかけるタイプのものに変更した。
www.soundhouse.co.jp

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4本用でアコギを使うと3本が限度かと思いきや、もう1本立てられそうである

なぜもっと早くこれを導入しなかったのかと後悔するくらい、すっきりした。購入したCLASSIC PRO GT4 ギタースタンドは、分厚くてふかふかしつつ同時に動きにくいパッドが着いていて、安心してギターを立てかけられる。

いつもながら、サウンドハウスプライベートブランドのPLAYTECH, CLASSIC PRO の妥協のないコストパフォーマンスには驚かされる。お世話になっております。
Amazon で購入すると高価なので、ご注意を。

www.amazon.co.jp

図書館は本の試し読みに使うと良い、2週間で読み切る必要はない

最近、図書館を本の試し読みのために利用している。

気になる本が出てくる。ウェブの書評、読んだ本の参考文献などで。
コロナウイルス大流行のなか、外出特に屋内に長時間いることは避けたい。
本の雰囲気を見てから買うかどうかを決めたい。

こんなとき、地元の図書館のウェブサイトで資料検索をしてみる。私が興味を持つ本はマニアックなのか、「貸し出されていない」か「そもそも蔵書がない」のどちらかである。家に一番近い図書館で受け取るように設定して予約をする。本を借りてきて、ざっと斜め読みしてみる。2週間で読み切れるものなら読んでしまったよいが、たいていの場合そんなに早く読み切れないので、買うべきか買わないでも良いかを判断し、2週間の期限内に返却する。買うべきと思った本は「買う本リスト」などに入れて、これまた思い立ったときに買う。もちろん、すぐに読み進めたければすぐに買うので良い。

3000円、4000円の本を、中身を一切見ないまま買うのはためらってしまうと思う。そして、それくらいの本は2週間では読み切れない場合が多い。ぜひ、図書館を試し読みに使う方法を検討してみてほしい。

なお、まともな本かどうかの私の基準 (興味がそそられるかとは必ずしも一致しない) は以下です

  • 参考文献が掲載されている
  • 目次がきちんと構造化されている
  • 章・節のタイトルが扇動的でない ...... やたらと「!?」などの感嘆符を使っていない
  • 文字の装飾を使いすぎていない ...... 太字、枠、色

2020年夏野菜の成功・失敗体験

春に植えて夏に育てた野菜はすべて役目を終えて片付けた (8月終わり頃)。
いろいろと学びがあったため、記録しておこうと思う。

まず、教科書として「新・野菜づくり大全」を買う

地植えの人も、プランターの人も、野菜を育てようという人はこの一冊を買っておこう。
土作りから始まり、野菜それぞれの育て方が丁寧に書いてある。野菜図鑑としても楽しい。次は何を育てようかと考えるのが楽しくなる一冊だ。

1冊目でこの本に出会えたのは幸運だった。

トマト フルティカ (地植え)

180センチまでしっかり成長し、20個近い実をいただくことができた。成功と言えるだろう。

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収穫したフルティカトマト。酸味と甘みのバランスが良い。

しっかり土を耕し、苦土石灰でpH調整して1週間寝かし、そのあと元肥を溝施肥し、マルチシートを施して雑草などを予防するという教科書通りの作業をやったのが功を奏したのだろう。しかしそうだとするとパプリカが失敗した理由の説明がつかない。きっと我が家の庭の環境で、トマトの害虫が少なくパプリカの害虫が多かったということなのだろう。

庭の金木犀ヒヨドリが巣を作っていた時はトマトの実をヒヨドリに食われるという障害に合っていた。購入した野菜を包んでいるセロハンの袋をトマトの上にかけるなどをして対策をしていたけれども、そうすると雨の水がたまって、それに濡れたトマトの実がぐちゃぐちゃになってしまうというデメリットがあった。水が抜けるように穴を開けていたにも関わらずである。いつの間にかヒヨドリがいなくなってからは全く障害に悩まされなくなったので、裸のまま身を大きくさせたところ、綺麗な赤色の実を食べられるようになった。

次回気を付けたいのは、ポットの中で第一花 (一番目の花) を咲かせてから植えるということだ。咲かないうちに地植えしてしまったため、低いところの日当たりが良くなかったこともあって第一花が咲くまで徒長してしまった。

一度咲いてからは、そこで脇芽を伸ばしてY字に育てて収穫アップを狙うという藤田智さん流を取り入れ、たくさんの実が付いた。

コツ・注意点を時系列に並べると

  • 地植えの場合、土を耕し、苦土石灰により酸度調整を1週間じっくり行い、元肥を溝施肥とし、マルチシートを施す。
  • 苗は第一花をポットで咲かせてから植える。
  • 日々観察して、脇芽をとったり人工授粉させたりする手間を惜しまない。
  • 鳥害対策にはセロハンの袋が有効だが、雨の水がしっかり抜けるような工夫が必要。

ミニカボチャ パンプキッズ (プランター)

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初めて割いた雌花

プランターで育てることを選んだので、日当たりのもっとも良いところに設置できたことと、元々の苗が非常に元気だったのでぐんぐん育った。花もどんどん咲いたが、なかなか雌花と雄花が同時に咲いてくれなかった。雄花を冷凍し、雌花が咲いた朝に人工授粉したが、それはどうやら成功しなかったようだ。結局、元気なうちに雄花と雌花が同時に咲いたのは1回だけで、その人工授粉には成功し、1つの大きなカボチャを実らせた。

何の料理にするか迷った末に、天ぷらにした。「ほくほくタイプとはこういうことか」とうなる、ほくほくと美味しいカボチャであった。1個とは言え、収穫と食事を楽しむことをできて満足である。

コツ・注意点を並べると

  • 地植えのスペース、その場所の日当たりが確保できないなら、ミニカボチャ種の鉢植えが良い。
  • 苗の元気さが、とても重要。これはどの野菜苗でも言えること。緑が濃く、茎が太いものが良い。
  • 雌花・雄花のタイミングはなかなか合わない。しっかり収穫したいならプランターで2つ育てるのが良いかも知れない。
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着ると水が滴ってきた。おそらく、新鮮な証拠だろう

枝豆 (プランター)

写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。
成功とは言いがたいのだが、20個くらい枝豆の房を収穫できたし、実がしっかりふくらんでいるものはとても味が濃かった。枝豆は収穫してからの劣化が早いらしく、お湯を沸騰させてから収穫に行けと言われるくらいだそうだ。

何よりも不運だったのは長い梅雨により日照が不足した期間が長かったことだ。せっかく実をつけたのに、膨らまないでダメになったものが多かった。

他の失敗した野菜たち

他にチャレンジした野菜は失敗した。それぞれ、失敗要因を書いておこうと思う。

  • ピーマン・パプリカ(地植え及びプランター)
    • 地植えも鉢植えも、害虫で葉がボロボロになって育たなかった。
    • たまたま、我が家の環境がパプリカにとって良くなかったのだろう。来年は大きくなるまではネットのなかで育てたいと思う。
  • ニンジン、ラディッシュ(地植え)
    • 防虫ネットをかけたにも関わらず、葉っぱをボロボロに食われてしまった。
    • その部分を耕し、ネットをかけたのだが、土の中に害虫の卵や幼虫がいたということなのだと思う。今後、害虫に弱いものはプランターで育てることにする。
  • ミニすいか (プランター)
    • 苗が弱かった (そういうものしか、ホームセンターで入手できなかった) ことと、育ち盛りの時期に梅雨でまったく日が当たらなかったことが原因で、育たなかった。
    • 良い苗の重要性を身にしみて学んだ。
  • とうもろこし (プランター)
    • 深めのプランターで育てたが、やはり地植え向きのようだ。成長が足りなかった。
    • そのせいなのか、雄花と雌花のタイミングが合わず、受粉が不足した。 収穫はできたが、黄色い粒になっていたのは3割ほどであった。