持つべきものは妙なこだわり

執着はいずれ愛着に変わるのである

OneNote に移行しようとしたが 個人用途はEvernote に戻ってきた - 2つはお互いの替えにはならない

Office 365 サブスクしており OneNote があるのに、Evernote にさらにサブスク費を払うのがもったいないと考えて OneNote へ移行していた。仕事で OneNote を使っていたので、使えるだろうと思っていた背景もあった。しかしながら、自分の用途では OneNote は非常に使いづらいと判明し、お金を払ってでも Evernote を使い続けることにした*1

簡単に比較をした結果を記すので、参考にしていただきたい。使い回した私が思うに、これらはお互いの代替にはならず、別アプリ・別用途で使うものなのだと思う。

映り込む画像の著作権・秘匿の関係で、画像がなく文字だけの記事なってしまった -- 少々読みにくいがお許しいただきたい。

比較項目 Evernote OneNote
総評 個人用途。ウェブクリップをベースとし、そこに箇条書き・表形式で自分のメモを追記する使い方。モバイル端末上の見え方も悪くない 仕事用途。チャットアプリ、メール、長いドキュメントからピン留めしておきたい画像をキャプチャし貼り付け、そこに自由配置でテキスト・図形を追記する使い方。
ウェブクリップ
ブラウザどおりにクリップできるし、簡易記事クリップもフォーマットが悪くない
×
クリップした後のフォント、配列が大きく崩れ、後で見たときに何でクリップしたかを思い出しにくい
画像への注釈
画像の真上や横にテキストを追加するのはやりにくい

PC/Macであれば、配置は自由自在。重ねて書くがモバイル端末からの編集は諦めよう
モバイル端末
使えるレベル。メニューフォントなどを調節できればなお良い
×
モバイル端末はあくまで閲覧専用で記事追加・コメント追加するのは諦めたほうが良い。それどころか閲覧もしんどい
その他 デスクトップ版アプリを使っているとローカルのストレージを大きく食い始めるので、ブラウザ版をChrome Shortcutにして使う(注)のがオススメ 反対にOneNoteは操作性観点からデスクトップ版でないとスムーズに使えない。
言わずもがな Office 365 内で使えるので業務プラットフォームが Microsoft なら使いやすい


(注)Evernote にかかわらず、ウェブアプリを独立したアプリのように使う方法は過去の記事にまとめているので参考にしてもらいたい。
covacova.hatenablog.com

*1:無料で使おうとすると、使用できる端末が2台に限定されるうえにアップロード容量その他機能性能が大きく制限されるので、Evernoteを使おうという人はお金を払うことを前提に考えた方が良い